Last Updated on 2020年4月22日 by tsushima
『カミソリ負けしてしまう』『うまく剃れない』『いつも血が出てしまう』『青ヒゲがコンプレックス』『対策しても全然治らない』
ヒゲ剃りで悩む方って、皆さん共通してこんな悩みを抱えていると思います。
今回はこの「カミソリ負け」への効果的な対策について、実際のお客様の声も踏まえながら解説していきます。
脱毛にもカミソリ負け対策が必要
自分は「男性専門」「完全予約制」「一対一接客」の脱毛サロンで店長を4年勤めています。
お問い合わせの段階から、実際の施術、アフターフォローまで全て自分でお一人ずつ担当しています。
その分お客様のお悩み、脱毛の経過、個人差の大きさ、それらへの対策について、かなり経験値はある方だと思ってます。
実際脱毛を受けに来る方の中には『カミソリ負けがひどくて…』という方もかなりいらっしゃいます。
脱毛を受けるには肌の状態が健康である必要があります。
なので、脱毛を進めながらお肌のコンディションを整えるアドバイスも同時並行で行っていることも多々あります。
カミソリ負け対策に必要なこととしてお伝えしているのは、
・刺激を加えないこと
・肌を保護しながら剃ること
・剃ったら必ず保湿すること
大まかにこの3つです。
カミソリ負けを起こしている方は大抵このどれかが、あるいは全部がおろそかになっています。
そういう「間違った」剃り方を続けてしまって、鼻から下が赤黒くなっているような場合は、そもそもの「剃り方」を変える必要があります。
具体的には、 「T字カミソリ」から「電動シェーバー」に替える ことです。
カミソリ負け対策としての電動シェーバー、良い?悪い?
もちろんヒゲ脱毛をするのがベストチョイスですが、その前の直近の解決策としては 「電動シェーバー」一択 です。
と言うと、
『電動はキレイに剃れないって聞きました!』
『電動で剃るとヒゲが濃くなるって言いますよね?』
みたいな声を多々聞きます。
「それって事実?」というお話をここからしていくことにします。
電動シェーバーって本当に良くないのか
一度お客様から『電動よくない説』を聞いて、気になって調べたことがあります。
そうすると、意見がいろいろ分かれてるんですよね。
濃くなるって書いてたり、スッキリしたって書いてあったり。
気になったのは、「サンプル数1」しかないその人の個人的な感想が割ともっともらしく書いてあるサイトが多々あったこと。
まとまったエビデンスがないので、どうもハッキリと「電動シェーバー使えない説」を断じるのは難しそうです。
電動シェーバーがよくないと言われているのは?
電動シェーバーでキレイに剃れない原因は、
・使い方の問題
・メンテナンスの問題
などがありそうです。
また、『剃ってヒゲが濃くなるのはT字でも同じだ』と言ってる人もいます。
どっちもどっちかなーって感じです。
電動シェーバーの場合、確かに刃が目詰まりを起こすと剃りにくくなるし、定期的に刃の交換も必要だし、電池が無いと剃れ味が悪くなります。
「剃るとヒゲが濃くなる・青くなる問題」については、
傷をつけたり血が出たりする剃り方をし続ける
↓
皮ふがそれをダメージだと毎回認識する
↓
ダメージをカバーするためにヒゲを太くして皮ふを守ろうとする
という身体の防衛反応が原因だったりします。
それならT字カミソリの刃を直接肌に当てている方がダメージは大きそうです。
この辺りの話は医学的な裏付けができてないそうなので、その人の体質に依るんじゃないかというのが個人的な見解です。
男性のヒゲの生え方は、その人の男性ホルモンのバランスも大きく関係していることもその根拠です。
そもそも電動シェーバーがよくなかったら…?
そもそも論なんですが、仮に、
『電動シェーバーはうまく剃れない。断トツでT字カミソリの方がヒゲ剃りに向いてる』
これがもし事実だとしたら、世の中の電動シェーバー市場はきっとものすごく小さくなってるはずです。
でも実際はそうではありません。
電動シェーバーがそれなりにキレイに剃りやすい性能を持っているからこそ、店頭でしっかりコーナー取りをされてたくさん並んでいて、毎シーズン新商品が出ていて、たまに品切れを起こすようなヒット商品が出てきたりしてる、ってことが当たり前のように推測できますよね。
世の中の科学技術は日々進歩しています。
例えば20年くらい前の電動シェーバーと、2019年発売の電動シェーバーを比べたら、明らかに肌に負担をかけずにヒゲが剃りやすくなって進歩しているはず。
言い換えると、今店頭にある電動シェーバーって「うまくヒゲが剃れるような製品」なワケです。
そう考えたら、モノとしては信頼に足るのではないでしょうか?
ドクターも推奨するカミソリ負け対策
T字カミソリでヒゲがうまく剃れなくていつも血が出てしまったり、カミソリ負けしたりする場合、皮ふ科では電動シェーバーをその対処法としてオススメされることもあります。
それだけ 電動シェーバーがT字カミソリに比べて「肌に安全」 だということです。
ドクターがオススメするという点だけでも、信用に足るし、購入のハードルが下がるのではないでしょうか?
実際にカミソリ負け対策ができた方ケース
この辺りの話は、カミソリ負けが常態化しているお客様にもかなりしっかりお伝えしています。
その結果、T字から電動に切り替えた方で、半年経って鼻から下の赤黒さがほとんど消えるというケースが続出!
脱毛の二次的な効果で肌がキレイになっているのももちろんあると思います。
それにしても伝えた自分自身がものすごく感動しています。
そういう方は、毎月ご来店の度に表情が明るくなっていくのにも感動します!
自分も元々「電動イラネ」と思ってました
と、かなり電動シェーバー推しな自分ですが、元々は「電動イラネ」と考えていて、T字カミソリで血を出しながら頑張って剃ってた頃がありました苦笑
自分の場合、うまく剃れないとかカミソリ負けしちゃうとか云々よりも、「親父臭い」っていうイメージだけで電動シェーバーを避けてたところがありました。
「電動に手を出したら自分もオヤジ化してしまう…それだけは避けたい」みたいな苦笑
ですが、20代後半、30歳に近づくある時を境に「T字じゃもうムリ!ツラい!」というタイミングが来てしまいました。
苦渋の決断をしながら電動シェーバーを買いに行った記憶があります。
今思えばそのタイミングが男性ホルモンのバランスが変わった時なんですよね。
で、恐る恐る使ってみたら、手軽さと剃りやすさと安全性のトリプルコンボにビビったのでした笑
電動シェーバーに換えて得られるメリット
電動シェーバーに換えると、T字カミソリと比べてこんなメリットを体感できます。
・ヒゲを剃るときの傷・出血が段違いに減る
・カミソリ負けのヒリヒリ感や肌の赤みが思いっきり減る
・上記2つのおかげで、毛嚢炎(毛穴の中で起こる炎症)も減る
・T字で剃るときにしていた「シェービングジェルを塗る」「時間を置く」「洗い流す」の手間が省け、時間がかなり短縮される
『電動シェーバーはヒゲが剃り残る』という噂をよく聞きますが、オススメしたお客様からは剃り残しに関してはほとんど気にならない、と伺っています。
とりあえず手始めにポケットシェーバーでもいいのでは?
自分の話なんですが、ヒゲの脱毛があらかた終わった今でも、残ってるあご先の部分は電動で剃ってます。
太いヒゲではないので、こういう1,300円からお釣りで買えるような電池式のポケットシェーバーを使ってます。
こんな小ささでも深剃りできるし、収納にもメンテナンスにも困らないし、旅行の持ち運びに便利です。
もし電動に一気に切り替えるのが不安な方は、これくらいの出費でとりあえずたまに使ってみる感じで電動に慣れていってもいいんじゃないでしょうか?
ちなみに、6~7,000円で普通にデザインも選べるし、ちゃんと剃れる電動シェーバーは手に入ります。
1万円も出せば、普通に信頼できる高い性能だと思ってもらっていいでしょう。
・毎日傷や出血、カミソリ負けで悩み続けて、ヒゲ剃り費用に加えて肌の完全回復までの治療費がかさむ
・1万円の出費で肌に負担のないヒゲ剃りが毎日できるようになる
この二択なら後者の方が圧倒的にコスパが良いですよね。
それでも肌荒れする人は他に原因が
肌に安全に剃れる電動シェーバーですが、それでも肌荒れを起こしてしまう方は一定数いることも事実。
そういうお客様にお話をよく伺ってみると、
・睡眠不足
・食事の偏り
・洗顔料が合ってない
などが原因になっている可能性がありそうなんですよね。
主に睡眠と食事かなぁと見ていますが。
特に学生さんの年代では、睡眠不足でニキビができた箇所を頑張って剃ってしまって傷になったり、というパターンは多いようです。
電動シェーバーで荒れるということは、肌がかなり弱っている証拠でもあります。
肌の状態をできる限りキレイに丈夫にキープしたいなら、
・良質な睡眠を自分の適量確保する
・野菜や果物を意識し、加工度の低い食品を摂る
このことは大事になります。
より詳しい解説は、こちらのブログからどうぞ。
カミソリ負け対策で使うなら、T字カミソリか?電動かシェーバーか?
とは言え、
『T字カミソリが使いやすいし問題なく剃れるからそれでイイ』
という方もいると思うので、そういう方はそのままT字を使い続けてもらって全然OKです。
そして、
『んー、なんかよく分かんないなー?』
という方は、ムリに電動シェーバーを買う必要もないと思います。
ここで考えてほしいのは、「カミソリ負けで毎日悩むアナタ自身」にとって、T字と電動とどっちがベストチョイスなのか、ということ。
ベストチョイスとは、ヒゲを剃るときに、
・血が出ない
・傷がつかない
・使いやすい
・深剃りできる
・カミソリ負けがより少なくて済む
こういったポイントをどれだけ多く押さえたモノを選ぶか、ということです。
迷ったらこんな二択で決めてみてはどうでしょうか?
【Choice1】毎日血を出しながら治る気配のない肌荒れに怯えてT字カミソリで剃る
【Choice2】医者もオススメする安全性の高い高性能の電動シェーバーで剃る
アナタにとってどっちの選択が、この先の人生の中でヒゲを剃るときに悩まない・困らない有意義な選択になりますか?
ということで、ウチのサロンでは脱毛の他にも、カミソリ負け対策などの「スキンケア」についてもかなりがっつりとアドバイスができます。
ムダ毛も肌もどちらも悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
サロン公式LINEなら、普通のLINEの会話と同じように気軽に相談できるのでオススメです。