Last Updated on 2019年6月2日 by tsushima
自分は脱毛サロン以外に、“人を育てる”とか“個を活かす”ことを仕事にしたいと考えて、過去何年か日本でトップクラスの方に師事して学んできました。
お陰さまでそこで得たものは、今のサロンでの仕事に活かせていて、「あー、あの時言われたことは、今のことのことにつながってるんだー!」と今でも気づかされることが多々あります。
そんな風にいろいろ学んできた中で、今一番大事にしたいことは、『個』です。
脱毛サロンで言えば、お客様一人ひとりに希望があって、予算があって、お仕事もプライベートも、性格も、脱毛の効果の出方もそれぞれあります。いろんな人がいるので、その人一人ひとりに合った脱毛プランを提案し、マシンのレベルを調整し、施術中のケアの仕方を変え、自宅での肌のケア、毛の処理の仕方、果ては仕事や恋愛の相談、オススメの飲食店の紹介などのアドバイスをしています。
皆さん条件が違うので、それぞれにベストだと思うことをするのがその人にとってベストな結果が出る一番大事なポイントだと考えています。これは大手の、マニュアルで一元管理されているようなサロンとは大きく差をつけられる強みだと思ってやっています。
ダイバーシティ≒多様性を重んじる社会の流れからも、これはごくごく当たり前のことだと思っているんですが、なかなかそうも言えない部分もあります。
トップダウンで上から物を押し付けるようなやり方って、まだまだ日本ではしつこくはびこっていて、それがセクハラ、パワハラ、モラハラという形でいろんなところで傷を残しています。「これくらいできて当たり前だ」「やらないからできないんだ」といった罵声は、残念ながらもう過去の遺物なんですが、未だによく使われています。今の社会では簡単に通用しないということを、そういう“熱血”な言葉が好きな年長者の多くの方は知りません。
特にミレニアル世代と呼ばれている若い人たちに、残念ながらそれは通じないんですよね。一律に管理されるよりも、個々に応じて対応してくれることの方がよっぽど気持ちがいい世代だからです。
というか、そんな世代がどうこう以前に、その他大勢と一緒にされて扱われるのは気持ちの良いことじゃないし、ちゃんと自分自身を見て、その上でアクションしてほしいと思うのは、人として当たり前に思うことですよね?
なのでこれは顧客サービスはもちろんだし、アナタが仕事をする上でも重要視すべきポイントだし、仮に経営者であり組織をより良く&拡大させていきたいと考えるのであれば、当然に頭に入れておくべきことだと自分は思っています。
個を如何に活かせるか、大事にできるか、重んじて尊重して、かつてのように無視しないで見ていけるか、がこれからの時代はとにかく大事になってくるんだと感じています。
脱毛に話を戻すと、まぁ守ってもらいたいことは決まってはいますが、それ以外のこちらから提供することについては、お客様一人ひとり個々に対応できるものでありたいなと。そもそも、脱毛したい!という理由だって人それぞれバラバラなワケですからね。
施術の内容からスキンケア、メンタルケアまでできる限り細かい対応ができるプライベート脱毛サロンとして、これからもコツコツお客様の役に立っていきたいなと思います。