Last Updated on 2019年5月6日 by tsushima
突然ですが、男性で股間の陰毛を剃った経験のある方はいますか?剃った後ってどうしますか?放置でしょうか、それとも化粧水やクリームで保湿をしますか?
自分で股間の陰毛をキレイに剃るってそこそこの熟練度が必要です。もし『キレイに剃れるよ!』って言える方がいたら、恐らくですがそこそこ年齢も重ねてらっしゃるんじゃないかなと思います。
ある程度の年月をかけて身につけた股間の剃毛テクニック、そして毛の無いキレイな股間と引き換えになるもの、というか代償になっているものが実はあるんです。
今回はその代償のお話を、男性のVIO脱毛を年間330件一人で全て施術してきた経験からご紹介したいと思います。
股間の陰毛はもはや無用の長物
股間の陰毛は蒸れや擦れ、匂いの原因にもなり、夏になるにしたがって厄介な存在感を増していきます。
アスリートの方たちはそういう不快感を避けるためや、より可動域を広げるためなどの理由で陰毛をはじめ体毛をキレイに処理していることが多いそうです。
股間の陰毛は、原始時代に敏感かつ大事な部分を外部の刺激から守るために生えたものです。が、現代社会においてはパンツもズボンも穿くので、陰毛の役目はもう終わったも同然。
なので、陰毛を処理することが当たり前な海外の方からすると、未処理の生やしっぱなし、伸びっぱなしの陰毛は「野蛮だ!」と捉えられてしまう対象になるんだそうです。
トイレで困るのはもちろん、セックスの際のトラブルの原因にもなりますし、よっぽど股間の陰毛に愛着がある方じゃない限りはVIO脱毛でキレイに無くしてしまうのがよさそうです。
要らない股間の陰毛、どう処理する?
脱毛をしてしまえば、股間の陰毛にまつわるトラブルは一気に解消されます。が、予算や時間の関係、あるいは一歩前に踏み出す勇気が厳しくて脱毛ができない方もいるかと思います。
脱毛するしない以前に、自ら率先して股間の陰毛をトリミングしたり剃ったり、あるいは抜いたりして処理をしてきた方もいらっしゃるでしょう。
切る場合は、よっぽど毛の根本に近いところに刃を当てない限りトラブルが起こることはないので安心安全な処理の仕方です。とは言え、どうしても一定の長さで残ってしまうので、チクチク感は否めません。
抜く場合、毛の本数だけ激痛がアナタを襲います。自分も過去に一度だけ抜いて処理をしたことがあるんですが、二日かかった上に痛みに耐えた分の体力をごっそり持っていかれたので、もう二度としないと心に誓いました苦笑。湯舟に浸かりながら温めながら抜くとまだ楽だ、とは聞きましたが、個人的に効果はあまりなかったと記憶しています。痛い上に下手をすると血も出てしまうので、やはり毛を抜いて処理をするのはオススメし難い処理方法ですね。
というワケで、剃るというのが陰毛の自己処理としては最も王道な気がします。そして男性で性的な好奇心が強い方ならきっと一度は陰毛を全剃りしたことがあるんじゃないかとも思っています。あるいは飲み会の罰ゲームなどで陰毛を全剃りさせられたり、なんて経験をした方も一定数いそうです。
股間の陰毛を剃るなら、忘れてはいけないことがある
そんな王道の剃毛なんですが、残念なことに「自己流」でやっている方が非常に多い現実を目の当たりにしています。
アンケートの結果、7割以上の男性が毛の処理を自己流で行ってる、ということが分かりました。そしてその自己流の剃毛方法は、たいていがカミソリ負けを起こしやすい間違った方法なことも同時に分かりました。
その自己流の方法で多いのは、
・剃毛専用のシェービング剤を使わない
・剃った後保湿しない
の2つです。これはどちらもカミソリ負け、肌の乾燥、赤み、痒み、傷、出血の原因になります。そのまま、ずっと同じ方法で毛を剃り続け、処置をせず放置し続けるとどうなるか。乾燥の悪化から肌が正常にターンオーバーを繰り返さなくなり、色素沈着を起こす可能性がグンと上がります。
要はカミソリの刃を当てた肌をケアしないと、肌トラブルのリスクが非常に高まります、ということです。
そしてこれが、冒頭でお伝えした 「熟練された股間の剃毛テクニックの代償」 の正体なんです。
長年自己流で毛を剃り続けてる方で、ヒゲ剃りの後に保湿をする方は多いんですが、股間の陰毛を剃ったあとは保湿をしてこなかった、という方も多いんです。同じ剃毛なのに、何故か保湿するしないの差があるんですよね。不思議です。
カミソリの刃が当たった肌は、表面が細かく毛羽立ち、肌荒れを起こしやすい敏感な状態になります。なのでそのまま放置してしまうのは非常にリスキーなんですね。
剃った後の肌の表面をしっかりと保湿してあげることで、毛羽立ちが抑えられ、余計な肌トラブルの原因は限りなく小さくなっていきます。
股間は特に肌が敏感なので、何度もカミソリを当てて太い毛をキレイに剃り上げた後は、 必ず、絶対に保湿をしましょう!
毛を剃った後の股間は、その敏感になった地肌が常にパンツに触れ、摩擦が起きて乾燥しやすくもなります。剃った後毛が伸びてきたときのチクチク感もどうしても出てきます。
こういった剃毛後の股間特有の肌トラブル解消のためにも、保湿は手軽かつ十分有効な手段です。ぜひ毎日の習慣にもして、股間の地肌もキレイで丈夫にしていきましょう。
陰毛の代わりに地肌を守れ
最初の方にもお伝えしましたが、原始時代の人間は股間を守るために陰毛を生やしました。現代社会ではその役目は無いも同然なので、股間の陰毛は無くしてしまっても問題はありません。
ただ、陰毛を無く過程で、その分自分の手で地肌は丁寧にケアしてあげないといけません。顔と同じように保湿を欠かさず続けていくのはスキンケアの基本でもあるし、王道で外せないものです。
せっかくスッキリキレイな股間を目指すはずが、毛を剃ったら色素沈着で色が変わってる?!その上カサカサに乾燥しまくってる?!!なんて状態になっていては、あまりに勿体なさすぎます。
肌の乾燥や色素沈着は、効果が上がらない原因ということで脱毛の大敵でもあります。
保湿することで肌は健康な状態をキープし続けます。
『股間を毎日保湿するとか、何か変じゃ…?』
『さすがに股間の保湿は恥ずかしくないか?』
という声も聞こえてきそうですが、そんな時はちょっと天秤にかけてみてください。その恥ずかしさと、保湿せずに放置して訪れる肌の乾燥からの色素沈着を…
答えはもう明白ですね。
できるオトコのたしなみとして広まりつつあるVIO脱毛でハッキリ分かりやすい効果を出したい方、あるいは、ご自分でコツコツ剃ってツルツルな股間をキープしたい方、股間のスキンケアもぜひぜひ日常に組み込んでみてください。