Last Updated on 2019年8月7日 by tsushima
『真夏のムダ毛処理めんどくさいから脱毛しよう!』『脱毛で脱いでも恥ずかしくない身体になろう!』
と、夏から脱毛を始めようと計画している方は、ぜひ今回のブログに目を通しておいてください。
真夏に脱毛を始める方は非常に多いんですが、脱毛サロンの宣伝に乗っかってしまうと、始める前の期待が空回りしてしまう可能性大だからです。
今回は、真夏に脱毛を始める時の注意点を改めて解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
真夏に向けての脱毛を真夏に始めるのはオススメできません
7月から8月にかけての夏、脱毛をはじめとしたエステ業界ではシーズンインということで、宣伝をバンバン打って顧客獲得を狙います。
お客様側にも、
『夏は肌の露出が多くなるから、肌をキレイにしておきたい』
『見られても平気なボディラインになりたい』
『毎回ムダ毛処理で悩まなくていいように毛をなくしたい』
という心理がより強く働くので、需要と供給のバランスがマッチすることになります。
実際に7月8月は新たに脱毛をスタートする方が多い時期でもあります。
そうやってお客様に多くご利用いただくのは非常にありがたいことです。
が。
脱毛を提供する側からすると、真夏のための脱毛を真夏に始めるのは全面的にオススメするのが難しい、というところが多々あります。
そう考える理由は2つあります。
理由1「すぐに効果が出ない」
脱毛には「ニードル脱毛」「レーザー脱毛」「光脱毛」など様々な方式がありますが、どんなものでも1回の施術で全ての毛を生やさない状態にすることはできません。
なので、1回の脱毛で『この夏はムダ毛ゼロ、自己処理ゼロでずーっと楽しむ!!!』という夢を叶えることは残念ながらできないのが実際のところなんです。
効果がハッキリと出るタイミングから逆算してスタートするのが、正しい真夏のための脱毛の方法です。
理由2「日焼けできない」
特にレーザー脱毛、光脱毛に限っての話ですが、 脱毛の期間中は日焼け厳禁 です。
最近は様々な技術が開発され、日焼けOKな脱毛も登場しているのですが、肌への余計な負担になる可能性が高いので、脱毛中の日焼けはオススメできません。
つまり、脱毛し始めたらその夏は日焼けできない=ビーチやプールで日焼け止めを塗ったりラッシュガードを常に着用したりで思いっきり遊べない、ということになってしまいます。
真夏のための脱毛をするなら、今年の夏遊ぶのを我慢して、来年の夏に向けてコツコツ始めていくのがべストです。
真夏に向けての脱毛をオススメできないメカニズム
先ほどさらっと解説しましたが、どんな脱毛方式でも1回の施術で全ての毛が生えてこない状態にすることはできません。
この辺りの仕組みを少し突っ込んで解説していきますね。
脱毛は方式ごとに効果が出るまでの回数や期間がある
まずは方式別のお話を。
一般的に広く普及していて、かつ男性でも手が出しやすい光脱毛は、ヒゲでは20回前後、それ以外の体毛では10回前後で生えてこない状態になると言われています。
レーザー脱毛の場合はこの1/2~2/3程度で生えてこない状態になると言われています。
光脱毛はレーザー脱毛よりも、毛を生やす組織への刺激が弱くある(=毛根の組織を破壊しない)必要があるために、効果がハッキリ出るのが遅くなります。
加えて男性の脱毛ではその方の男性ホルモンのバランスや肌の状態、通うペースなどによって個人差があるので、この数字はあくまで超大まかな平均と考えてください。
ニードル脱毛の場合は、施術の特性上、希望の部位の毛をなくすまでの期間はまさにバラバラです。
これは、その部位の毛一本一本に対して施術をする関係で、1回に施術できる毛の本数が限られているからで、毛の密度によって範囲全体の施術が完了するまでの期間が人それぞれ異なるからです。
生えている部位によって脱毛が終わるまでの期間は異なる
部位別の話をすると、胸、脇、背中、お腹、乳輪や陰毛など、思春期以降大人になってから生えてくる毛の脱毛では、男性ホルモンの影響を強く受けていることがあり、キレイに生えてこなくなるまでに時間がかかります。
仮にへそ周りの脱毛を光脱毛で始めるとして、1か月に一度で通うと10か月通うことになります。
ということは、真夏に始めたら、真夏の2~3か月のうちにはハッキリとした効果が出ない=間に合わないということになってしまいます。
一方で腕や足などの生まれつき生えているような毛の脱毛は効果が出るのが早いことが多いです。
個人差も、先ほど挙げた部位に比べて小さいことが多く、2か月に一度でも問題なく毛をなくしていくことができます。
ウチのサロンのお客様に限っていうと、10回以内で8~9割の毛が抜け落ちるケースが多いのも特徴です。
とは言え、光脱毛で施術を進めると、ハッキリ目で見て分かる効果が出るまでに数か月単位でかかってしまいます。
真夏に向けての脱毛で毛を生やさないようにするためには、しっかりと逆算してスタートし、次に夏に向けて始める、というスタンスがベストなワケです。
真夏に向けての脱毛にはこんなメリットが
「すぐに効果が出ない」し、「脱毛中は日焼けができない」ので、真夏に向けての脱毛は、次の夏に向けて始めることが大事になります。
でも、『長い目で見てコツコツやるのもどうかなぁ…』と及び腰に思っちゃう方もいるかもしれません。
そんな方のために、真夏の脱毛で得られる2大メリットをお伝えしておきますね。
こんなメリットがあるなら、コツコツ積み上げていくのも全然悪くはないと思いますが、どうでしょうか?
メリット1「夏のファッションが楽しめる」
真夏に向けて、露出度の高まる部分のムダ毛がなくなると、ファッションの幅が一気に広がります。
タンクトップや半袖はもちろん、ひざ上丈のショートパンツだって恥ずかしげもなく堂々と着こなすことができるようになります。
真夏のビーチやプールで、上半身にガーゼ素材のシャツやパイル地のパーカーを1枚だけ、前を開けたままざくっと羽織ってみたりしたら、かなり雰囲気出ますよね。
他にも、丈が短かったり布面積が小さい水着だってキレイにカッコよく穿きこなせます。
ムダ毛を気にして脱ぎたくても脱げなかった方は、ぜひこんな開放的な服装のイメージを膨らませてみてください。
メリット2「衛生的」
ムダ毛があると、その部分で出た汗が毛に付着して蒸れたり、そこから雑菌が繁殖してニオイの原因になったりします。
脱毛してムダ毛がなくなってしまえば、その機会が激減します。というかゼロになります。
真夏の汗対策、ニオイ対策って結構大変なんですが、脱毛でそれが軽減できるならやる価値はあるんじゃないでしょうか?
特に脇や股間の陰毛の脱毛は、夏になるとよりメリットを感じやすくなる脱毛です。
気になっている方は来年の夏に向けてチャレンジしてみてはいかがですか?
真夏に向けての脱毛は逆算思考でスタートしよう!
ということで、真夏に向けての脱毛は逆算思考で今年の夏から来年に向けて始めましょう!というお話でした。
真夏を思いっきり楽しみたい方は、今のシーズンが終わって、『もう日焼けしなくてもいいかな?』というくらいのタイミングから始めても大丈夫だと思います。
我慢強い方は今年の夏は諦めちゃいましょう!その代わり、今からコツコツ積み上げて、来年こそ確実に思いっきり遊べるようになりましょう。
どちらにせよ、コツコツ積み上げた分、来年の夏はムダ毛を気にせずに肌を魅せて遊んで楽しむことができるようになるはずです。
自分自身の楽しい時間のための時間とお金の投資を始めてみてください。