Last Updated on 2019年8月26日 by tsushima
『脱毛気になってるんだけど、やる前に注意しとくことって何かあるのかな?』
そんな風に気になっている男性いませんか?
脱毛に行く前に注意すべき点はいくつもあるんですが、今回は「スキンケアの重要性」について解説していきます。
脱毛検討中の方で、スキンケアに不安がある方がいたら、ぜひぜひ参考にしてください。
脱毛とスキンケアは切っても切れない関係
最近は男性でもスキンケアに対する意識がかなり高まってきてます。
『カミソリ負けや蒸れ、毛擦れなどの毛のせいで起きる肌トラブルが嫌だから脱毛して毛をなくしたい』という方は非常に多いです。
が、毛をなくすためには肌を整える必要があることを前もって知っている人が非常に少ない。
ということで、まずは脱毛とスキンケアの関係について図解していきますね。
脱毛の施術で毛を処理するとき、肌にも影響が出ることがあります 。脱毛には大まかに4種類の方式があり、それぞれの仕組みによって肌への影響のしかたも変わります。
脱毛の中で最もポピュラーな光脱毛やレーザー脱毛では、毛の周辺の肌にも照射した光線が当たり熱が加わります。
なので、 肌が弱いと熱の影響で最悪火傷のような症状が出たりする こともあります。
元祖の脱毛技術から発展してきたニードル脱毛では、毛根部分に電気刺激を加えることで毛を処理しますが、 刺激を加えた毛根以外の周辺の皮下組織にも影響が出る ことがあります。
海外ではカンタン&ベンリで普及しているワックス脱毛は、毛の生えている範囲全体の肌に薬剤を塗布し、剥離する方法ですが、ものすごく分かりやすく言うと 「ベリッ」とはがすワケなので肌に刺激があります 。
このように、 脱毛ではどんな方式でも肌への影響が何かしらある、ゼロではないと思うべき なんですね。
もちろん、施術で毎回トラブルが出るワケではありません。
プロの手によって肌のトラブルが出ないように施術をしてもらうのは当然のことです。
とは言え人の身体に変化を加える施術では、100%というのはあり得ないのも周知の事実。
医療でも美容でも同じです。
自衛しておくに越したことはありません。
そんな理由から、脱毛とスキンケアって非常に密接な関係にあるということができるワケです。
肌が不健康だとそもそも脱毛NG
というか、そもそも肌の状態が悪いと脱毛はできないことになっています。
以下の条件に当てはまる方の場合は、事前に施術をお断りされることが多々あると考えてください。
・皮ふ科、内科などに通院して肌の疾患、内臓の疾患の治療をしている(していた)
・服用、塗布などしている薬がある(あった)
・日焼けしている
・傷、出血がある
・ケロイドがある
・光アレルギーを持っている
・極端な敏感肌、乾燥肌である
これはどんな脱毛サロンに行っても確認されます。
逆に確認されなかったら…くらいな非常に重要なチェックポイントです。
その他、異常というほどではないけど、以下のような肌の場合は脱毛NGの判断になることが多いと考えてください。
・色素が非常に黒い肌
・脱毛希望の部分にタトゥーが入っている
要は、 安全で効果的な脱毛を受けることができるのは、なんの問題のない健康で正常な肌の方のみ ってことです。
上記には当てはまらない程度のこんな肌の方もいるかと思いますが…、
・幼少期アトピーなどの皮膚疾患にかかっていて今は治った
・傷や出血の跡、かさぶたが残っている
・ニキビやかぶれなどの肌荒れが起きている、治りかけている
・体調により肌荒れが起こる
・カミソリで剃った直後は赤くなったりかゆみが出たりする
こういったケースだと、その肌の程度によってはやはり脱毛お断りになることもあります。
仮に施術OKになったとしても、一定以上のレベル(=光線の強さ、電気刺激の強さなど)で施術ができない可能性が高く、その分目立った効果を実感してもらうまでに時間がかかるようになってしまいます。
脱毛を受ける時の肌の状態、スキンケアの重要性、分かってもらってきたでしょうか?
脱毛を受ける前には徹底したスキンケアを
ここまでお伝えしてきたように、ちょっとでも肌に不安がある方は脱毛をお断りされる可能性が高くなります。
その不安が大きければ大きいほど、NG宣告の可能性は高まります。
せっかくの脱毛のチャンスを逃さないためにも、肌に不安のある方は日々のスキンケアを徹底する必要があります。
そうは言っても、スキンケアは一朝一夕では効果が出ません。
日々コツコツと積み重ねることで、数か月後にやっと変化が分かるものなんです。
そう聞いただけで面倒くさいと感じてしまう人もいると思います。
でも やるのとやらないのとでは、3年後、5年後、10年後で肌の状態が段違い です。
今まで手間を嫌ってきた方がもしいたら、ぜひ今日から、まずは思い出した時だけでもいいので、スキンケアに時間を割く習慣を身につけてください。
じゃあどうやったらちゃんとしたスキンケアができるんでしょうか?
ちなみにですが、肌の外側から化粧水やクリームを塗っただけでは効果がハッキリ出ないこともあります。
肌の外側からアプローチして効果が出るのは、体内環境が正常な場合だけと考えてOK。
慢性的な敏感肌、乾燥肌の方の場合、体内環境が正常じゃない場合が多々あります。
例えばこんな風に。
・胃腸が弱い
・肉体的な疲労が溜まっている
・睡眠不足が続いている
・栄養の偏った食生活を続けている
・メンタルのストレスを抱えている
何故こういう体内環境の異常が肌の良し悪しに影響するのかというと、答えはカンタンです。
肌は身体の内側からできてくる ものだからです。冷静に考えたらそうですよね、肌が外側から内側に向かって成長してくイメージってないですよね?
爪や体毛は肌の一部なんですが、内側から外側に向かって伸びていきます。
日焼けした肌がペリペリ剥けるのは、内側から新しい正常な肌が生まれてきたからです。
この、 「肌は身体の内側からできてくる」 という事実は、スキンケアでは絶対に忘れないようにしてくださいね。
なので、本当に肌をキレイに健康にキープしたいなら、身体の内側、具体的にはこういう生活習慣を身につける必要があるということになります。
・胃腸を強く健康にキープする
・肉体的な疲労を溜めないようにしっかり休息を取る
・質の高い睡眠を適度な時間確保する
・栄養のバランスを考えた食生活を意識する、特にタンパク質、各種ビタミン、食物繊維
・アップダウンをできるだけ減らすようメンタルを鍛える
要は、身体の内側をあらゆるところからできる限り正常に整えましょうってことですね。
この辺りのことをちゃんとやった上で外側からのケアをすると、最小限の手間で肌をキレイにキープできるようになっていきます。
身体の内側がしっかりしていけばしていくほどに、ちょっとやそっとの刺激では肌はビクともしなくなります。
イコール、脱毛の施術の刺激にも耐えられるようになる、ということです。※個人差はある
脱毛とスキンケアは表裏一体
ということで、これから脱毛したいと考えている方で、肌に自信がない方がいたら、とにかく身体の内側からのケアを必死にやることをオススメします!というお話でした。
スキンケアというと、どうしても化粧品の話をイメージしがちですが、科学的には身体の内側のケアが一番大事だとされています。
ちなみに身体の内側からのスキンケアって、肌をキレイに丈夫にキープする以外にも、
・アンチエイジング
・集中力向上
・メンタル安定
などのメリットもついてくるので、やらない手はないと思っています。
この「身体の内側からのスキンケア」のより詳しい話は、いくつかのブログで解説しています。
『自分ここができてなさそう』と思ったものをぜひ読んでみてくださいね。