Last Updated on 2019年5月29日 by tsushima
『男のスキンケアって何したらいいの?』
『脱毛するだけなら別に肌のこと気にしなくてよくない?』
と考えてる男性向けに、今回のブログはお送りします。
脱毛とスキンケアって切っても切れない関係にあります。このブログでもスキンケアについては、毛を剃る、保湿する、はもちろん、快眠する、食事を見直す、瞑想を取り入れてみる、など様々な角度から解説をしています。
肌の状態やその見た目の良し悪しは、それだけでその人の印象も決める要素にもなります。
そして一介の脱毛サロンがここまでスキンケアを声高に呼びかけてるのは、 スキンケアを意識して継続しておかないと、脱毛の施術が効果的に行えないから です。
今回はこの脱毛とスキンケアの関係性について、突っ込んで解説していきたいと思います。
肌の状態の良し悪しが脱毛の効果も左右する
脱毛は、毛根部分の組織に光や電気による刺激を加えて、毛を作る力を無くしていく、という仕組みです。
皮ふの内側の組織に皮ふの外側から刺激を加えるということは、その瞬間に周辺の皮ふ組織一帯にも大なり小なり刺激が加わることになります。
ニードル脱毛であれば毛根部分に特に集中して、レーザー脱毛では皮ふのより奥=内側まで、光脱毛であれば皮ふの表面と表面に近い光が当たった範囲に広く、刺激が加わります。
イコール、 肌の状態によっては施術の影響が出る、ダメージが加わる可能性がある 、ということになります。
なので、多くの脱毛サロンでは、
・皮ふ科、内科に通院している
・皮ふなどの病気治療のために処方薬を服用、塗布している
・傷や出血がある
・日焼けしている
・タトゥーが入っている
などの場合 施術NGと判断されます 。
その他一部のサロンでは、脱毛の施術と並行してスキンケアも行ってもらえるように、オリジナルの化粧品の販売をしていたり、フォトトリートメントなどのいわゆる「美肌施術」もオススメするようになっていたりもします。
肌の状態はピンポイントで改善するのが難しい
要は、
肌の状態が健康であれば問題なく、逆に不健康=肌荒れしてたり乾燥しまくってたり敏感肌だったりすると大問題である
ということです。
『いや肌はちょっと荒れてるんだけど、そこはそちらで何とかして脱毛やってくださいよー』と思う方もいると思うんですが、これがなかなか厳しいんです。
理由は、 肌の状態ってその日のその瞬間に爆上がりさせることがほぼ不可能だから です。
このブログでは何度もお伝えしてますが、肌をできるだけ良い状態にキープしようと思ったら、高い化粧品で外側からアプローチするより、食事や睡眠で身体の内側からコントロールした方が間違いありません。
身体の内側から肌をコントロールした方がより効果が高いのは、 身体の免疫機能、腸内環境と肌の状態がほぼイコールの関係にあるから です。
疲れが溜まっていたり睡眠不足が続いたりした時、あるいは、食べ過ぎたり飲みすぎたりしたときに肌の状態が悪くなった経験、多くの方がしていると思います。それはこういう理由からだったんです。
つまり、脱毛期間中の肌の状態は、前回の施術の直後から次の施術当日までの積み重ねで決まる、ってことになります。
いくら施術当日に肌質改善の手を尽くしたとしても、それまでにたくさん悪条件が積み重なっていれば、ピンポイントの肌対策はどうしても効果が出にくくなります。
なので ぶっちゃけて言ってしまうと、状態のよろしくない肌でご来店いただいてもなかなか効果的な施術ができない のです。
ただそれでは脱毛の効果を期待してもらってるお客様の気持ちに応えることができません。そこで脱毛サロンとしてできることとして、化粧品を販売して施術の間でのセルフケアを促したり、脱毛以外の肌にプラスになる施術を案内したりするワケです。
ウチのサロンの場合は、肌の外側からのケアでは不十分であるというスタンスなのと、ボク自身が実践し効果がしっかり出ているノウハウとテクニックがあるので、それをブログで公開し、無償でどなたでも見れる状態にして提供させてもらっています。
肌にマイナスになることをチェックしよう
『肌に良いノウハウやテクニックは分かったけど、自分がやってるのが合ってるかどうかが不安だ…』という方もいるかと思います。
そこでここではプラスになることではなく、逆に「これをやったら肌にはマイナスだよ」ってことをいくつか紹介していきます。気になってる方は以下の項目に心当たりがないかチェックしてみてくださいね。
・睡眠不足
→ 睡眠不足は肌の正常な生まれ変わりに必要な成長ホルモンの分泌を阻害するため、また、疲労蓄積によって免疫機能も低下するため
・メンタルのストレス
→ メンタルのストレスが腸内環境に影響するため。悩みを多く・長く抱えていると睡眠不足にもなりがち
・砂糖、スナック菓子、揚げ物、インスタント食品などに偏った食事
→ 酸化した油脂は腸内環境を悪化させるリスクが高いので肌質もその分悪化するため
・野菜不足、良質なタンパク質不足
→ 肌質は摂取するビタミンとタンパク質に依存する部分があるため、特に現代社会ではタンパク質不足になりがちなのでプロテインパウダーなどで意識して摂取する必要がある
・そもそもの食事量が多すぎる or 少なすぎる
→ 食事の量が多すぎると消化不良で腸内環境が悪化するし、少なすぎても栄養不足で肌への栄養供給も滞るため
・運動不足
→ 運動不足は身体の血流を悪くし肌の生まれ変わりに関わるため
・保湿が毎日の習慣になっていない
→ 乾燥してもしなくても適度な保湿が肌の健康をキープするためには必要だし、脱毛の施術後の保湿は時間差で出る肌トラブルのリスク回避のために非常に重要
・専用のシェービング剤を塗らずに剃っている(ボディソープ、洗顔などを使っているのも同じ)
→ 肌にものすごいダメージを加えているため
・剃った後保湿をしない
→ 肌へのダメージをそのまま放置していることになるため
・日焼けした後のケアをしない
→ 乾燥促進でしかないため、そもそも脱毛期間中の日焼けはNGで施術不可となることもある
いかがでしょうか?ドキッとするような項目、なかったでしょうか?1個でも当てはまってると、肌の状態が脱毛の施術に適さない可能性が高まるので、くれぐれもご注意を。
この辺りのNGリスト改善のためには、こちらのブログが参考になるので、ぜひどうぞ。
スキンケアは確かに面倒だし手間だけども…
『こういうのって毎日続けるのは大変だし、面倒くさいし、時間も手間もかかるでしょ?』
『どんな化粧品を使えばいいか分からないしなぁ』
『そもそもスキンケアって何ぞ?』
って方も多いかと思います。
脱毛をして不必要なムダ毛を無くしたいというのがそもそもの希望なワケで、それ以外の余計なことにまで手を付けたくないと思われるかもしれません。
確かにそういう気持ちは分かります。できれば面倒なことはしたくないですもんね。
自分もかなりの合理主義者なので、日常から余計なことは徹底的に排除したい派です。
お客様に『部屋キレイですよね』ってよく言われるんですけど、余計なモノが要らない、置く必要がないからキレイに見えてるんだと思います笑
ただ、必要なことに関しては、たとえ面倒くさくても、どうにか生活の一部に組み込んで、欲しい結果が手に入るように工夫をします。
自分は子どもの頃はアレルギー体質で、主に鼻炎が酷かったんですが、冬になると服を脱ぐ度に耳たぶの付け根が切れたりしてましたし、メントール入りのメンズの乳液を塗って顔が真っ赤になったこともありました。
大人になってからもヒゲを剃るたびにカミソリ負けを起こしてましたし、脱毛を始めた超初期の頃は施術直後に極度の乾燥でニキビがたくさんできたり、睡眠不足で肌が腫れ上がったりしたこともありました。
脱毛のリスクを身をもって体験しているので、なおさらそれを教訓にお客様に施術をさせてもらっていま。
今みたいな最小限のスキンケアでも問題なくなったのは、食事の量をコントロールし、食べる内容を変えてからです。
お陰でマッサージに行くと『肌キレイですね!』と毎回褒めてもらえたりしますし、4~5年前に働いてた職場に遊びに行くと『全然変わらんね!』と驚かれます(裏ではバケモノと呼ばれてるらしいです笑)。
めんどくさがりだからこそ、「肌をキレイにキープしたい」「若く在りたい」という目的を常に達成するために、無駄を排除し、必要なことだけ生活の一部に組み込んだ結果、今では脱毛の施術をしても肌が荒れるということはほぼなくなりました。
たまに荒れることがありますが、その時は大抵疲れてたり睡眠不足の日だったり原因がハッキリしてます苦笑。
『めんどくさいなぁ』と思った皆さんは、『ムダ毛を無くしたい』気持ちと日々のスキンケアの面倒くささと天秤にかけた時、どちらに重きを置くでしょうか?
『やっぱりムダ毛を無くしたい!』と思った方、最初は少しずつで構いません。忘れてしまっても大丈夫です。ただ、コツコツ継続できるようなスキンケアをぜひ実践してみてください。
その手間や苦労は必ずプラスになって還ってきますし、その分脱毛の効果にも確実につながっていきます。
ムダ毛が無くなった後の肌のことまで考える
ということで、 スキンケアを意識して継続しておかないと、肌の調子が悪くなってしまい、脱毛の施術が効果的に行えなくなるリスクが高くなっちゃいますよ 、というお話でした。
要らないムダ毛が無くなったとき、肌がパッと見で荒れたままだったりしたら、ちょっと残念じゃありませんか?
そういった脱毛が終わった後のことまで考えたとき、スキンケアってやっぱり必要だと思うワケです。
最初から全て完璧にできる人はそうそういません。できる範囲で、気が付いた時にコツコツ少しでも続けていければOKです。
身体の内側からのスキンケアは、メンタルの安定や集中力向上、アンチエイジングにもつながります。最小の労力で最大の結果が得られるよう頑張ってみてくださいね。
ここら辺のブログも参考になるかと思います。