【リスク山盛り】メンズ脱毛と毛抜きの相性の悪さを徹底的に解説してみた

Last Updated on 2019年10月8日 by tsushima

毛抜きやピンセットでムダ毛を抜いて処理している男性はいらっしゃいますか?

毛抜きのように、ムダ毛を気にしてる方がしがちな行動は、実はそのムダ毛を太く強くしている原因になっているかもしれません、

今回のブログを読めば、

・毛抜きのリスクの高さ
・抜かずに毛を処理する方法

が分かるので、毛にまつわる様々なトラブル対策ができるようになるはずです。

ちなみに自分は福岡市内で「メンズ専門」「完全予約制」「一対一接客」のプライベート脱毛サロンで店長を4年勤めています。

全てのお客様のご予約、施術、アフターフォローを全て一人で担当しており、様々な方の毛を見てきた経験から、ムダ毛の知識・脱毛の実績には自信があります。

今以上にムダ毛に悩まされたくない方はぜひチェックしていってください。

毛抜きで毛は太くなる(かもしれない)

結論からお伝えすると、 毛抜きで毛を抜く行為とは「毛を太く強く=濃くする」リスクが高くなります 

ヒゲとか脇とか、たまに陰毛とかを毛抜きでプチプチ抜く方がいますが、徐々に抜くのが億劫になってきたといった経験はありませんか?

経験がある方、それはもしかすると毛をひたすら抜きまくったこが原因かもしれません

一説には、「毛を抜き続けると生えてこなくなる」とも言われています。

実際自分自身もまゆ毛の一部を抜き続けて生えてこなくなった経験があるんですが、これはどちらかというと特殊なケースなのかなと。

それよりは「抜き続けることで毛が太く強くなる」の方が原理的には正しいんじゃないかと考えています。

毛抜きで毛が濃くなるメカニズムとは?

毛を抜くとなぜ濃くなってしまうかについて解説していきましょう。

大まかには毛を抜くことで加わる「毛根への刺激」がその原因だと考えてください。

自分で毛抜きでムダ毛を処理している方なら分かると思いますが、毛抜きって、

・痛い
・血が出る

この2つのダメージがつきものですよね。

これら、痛みが加わったり、血が出たりは、身体にとっては「ダメージ」と認識されます。

人間の身体はダメージが加わる部位を守ろうとして「防衛反応」を起こし、その部位を元通り修復しようとしたり、より強く変化させることがあります

・風邪引いたら熱が出て菌を排出しようとする
・骨が折れたらくっついて治る
・傷ができたら血小板によってかさぶたができて皮ふが治る

こういった一連の「回復」「防衛反応」と見ていいでしょう。

毛穴=皮ふをダメージから守るために毛は生えています

なので、毛を抜く=毛穴にダメージを加え続けていくと、そこで「防衛反応」が働きます

血管を太くする
 ↓
栄養をたくさん送り込む
 ↓
毛を太く強く密集させる
 ↓
皮ふをダメージから守ろうとする

毛を抜く=ダメージ

これが毛を抜くと濃くなる(かもしれない)メカニズムです。

「かもしれない」というのは、毛を抜き続けてもこういう「防衛反応」が起こらない方も一定数いるからです。

とは言えメカニズム的には誰にでも起こりうる反応だと思ってもらえたら。

毛抜きで起こりうるリスクは他にもある

この他にも、毛を抜き続けるとこんな毛と肌のトラブルの原因にもなってしまいます。

・毛嚢炎Wikipedeia より
細菌感染症の一種で、毛の根本が白ニキビのような症状。多くの場合細菌の侵入経路は不明だが、表皮の小さな引っかき傷や刺し傷、毛を抜いた時の出血口などから内部に入ることもあるとされている。

・埋没毛Wikipedia より
抜毛・剃毛・除毛などの処理を行った後、何らかの原因で皮ふ内で発毛・成長してしまった体毛のこと。処理する際皮ふが傷つくことでかさぶたが形成され、そのために毛穴が塞がれ毛が皮膚表面に出てこられなくなったり、毛が切れて先が尖ることで毛穴ではない皮ふ内を貫通してしまう状態。

 
そもそも毛を一本ずつ抜くって痛みを伴うなかなかの手間で、その上こんなデメリットがあるなら、控えるに越したことはなさそうです。

毛抜きは脱毛の大敵でもある

毛を抜くダメージで血管が太くなり、栄養をたくさんもらって強く太くなってしまった毛は、

・脱毛の効果が出にくくなる or 全く出なくなるリスク

こんな脱毛に関わるリスクも引き起こします。

「効果が出にくくなるリスク」は、先ほど説明した「毛が太く強くなる」ことが原因で起こりうるものです。

「効果が出なくなるリスク」はまた別の原因で起こるものになります。

ほとんどの脱毛では、毛穴の中に毛が残っていないと効果が出ません。

毛を剃った状態で脱毛を始める

なので、いつも毛を抜いている部位の脱毛をしようと思ったら、思い立ったその日に施術を受けても効果が出ない可能性が非常に高くなります。

効果が出るまで、イコール毛穴に毛が復活するまで待たないといけなくなるワケですね。

だいたい1か月くらい見てもらえばいいでしょうか…

『やるぞ!』と決めてから1か月も待たないといけなくなるんだとしたら、さすがにモチベーションが下がってしまいそうです。

毛深さを気にしている方や、今から脱毛を始めようと検討している方はくれぐれも注意しましょう。

毛抜きをするコスパを考えてみるとやっぱり…

自分も10年以上前には毛抜きをしていました。

特にヒゲは、

・抜いた方が青くならない
・毛穴も目立たない
・一度抜いたら剃る手間が少なくなる

こんなプラスが生まれるので、それならいいよなーと当時は思っていました。

が、30歳前後でホルモンバランスが変わった頃からは抜くのがものすごくしんどくなりました。

・その前よりも断然痛い
・血が出ることが多くなった
・抜いても抜いても全然終わりが見えない

こういうトラブルが増えてしまったので、悩みぬいた末電動シェーバーに切り替える決意をしたのでした。

その結果としてカミソリ負けなどの肌トラブルから解放されましたが。

ウチのサロンにいらっしゃるお客様からお話を聞いていると、若い方で毛抜きで処理をしてる方が多いようです

確かに若いうち、特に20代前半くらいまではヒゲは抜いた方が見た目的にはキレイだし、プラスになることが多いでしょう。

でも、続けていく手間やリスクを考えたら、安全な剃り方での処理が間違いなくオススメです。

コスパで見たら脱毛した方がいろんな点でお得でもあります。

また、若いうちなら体調管理を続けることでも青ヒゲ対策ができたりします。

毛を抜かずに安全な処理をするためには

ということで、毛抜きにまつわるいろんなデメリットを紹介してきましたが、ここからは「毛を抜かずに、できるだけ毛を目立たせず、なおかつ安全に毛を処理する方法」について解説します。

要は、余計な刺激が肌や毛根に加わることが防衛反応≒毛を濃くするトリガーなので、それを防ぎましょう、ということです。

大まかにはこの5つになります。

【1】良質な睡眠を適量確保する
睡眠不足は肌を弱らせますし、ヒゲを濃くする男性ホルモンを増やすことにつながります。きちんと寝ることで肌がキレイになり、ヒゲを濃くするホルモンの分泌を抑えることができます。

【2】心身の疲れをきちんと解消させる
肉体的疲労やメンタルのストレスも、ヒゲを濃くする男性ホルモンを増やす働きがあります。疲れが溜まらないようにムリをせず、自分のできる範囲で生活することを心がけましょう。

【3】毛を剃るときには「剃る専用のシェービング剤」を塗る
「何も塗らないで剃る」「石けん類を塗って剃る」行為は、肌にかなりダメージを加えることになるので、今すぐに「剃る専用のシェービング剤」を塗るようにしましょう。シェービング剤の中には「毛を柔らかくする成分」が入っているので、塗って1~2分時間を置くと、剃りやすさが増します。

【4】毛の流れに垂直に≒横方向に剃る
CMではよく毛の流れに逆らって剃る逆剃りを見かけますが、あれは肌にダメージを加えることが多い剃り方なんです。でも、毛の流れに沿って剃る順剃りでは剃り残しが気になりますよね。その場合は毛の流れに垂直に≒横方向に剃るとダメージも剃り残しも最小限に抑えつつ剃ることができます。

【5】剃ったら水で冷やして必ず保湿する
毛を剃った後の肌の表面はガサガサ毛羽立った状態になっていて、加わる刺激に非常に敏感です。その沈静化のために、「水で冷やす」、そして必ず「保湿する」を心がけましょう。保湿は化粧水だけでも十分ですが、肌を保護するためならボディクリームも併用することをオススメします。

より詳しい「肌に安全なシェービング方法」については、こちらのブログをぜひ。

これから脱毛をするなら、毛抜きは即STOP!

ということで、毛抜き派かつ脱毛検討派の皆さんは、毛を抜くのを今すぐ止めて、カミソリ・電動シェーバーで剃って処理をするようにしていきましょう、というお話でした。

今回解説してきたのと同じ原理で、「除毛クリーム」「脱毛クリーム」を塗って根こそぎ毛を処理するのも、毛穴の中に毛が残らないので脱毛にはNGです。

ぜひ覚えておいてくださいね。

ヒゲを剃る男性

このように、脱毛に関わるあらゆるリスクを想定・対策するためのアドバイスができるのがウチのサロンの強みです。

結果、「肌がよりキレイになる」「体質による個人差をできるだけ抑えて効果が出せる」というメリットがあります。

ムダ毛だけでなく、自分の身体のことも気になっている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

サロン公式LINEでは、普通のLINEと同じ感覚でご相談いただけるのでオススメです。

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