Last Updated on 2020年6月10日 by tsushima
夏が近づいてきて、『今年は何着ようかな?』とワクワクし始めた男性も増えてくる頃ですね。
タンクトップにガーゼ地のシャツとかパイル地のパーカーとか着てビーチを颯爽と歩く男性、カッコいい!
が、です。
タンクトップって、布面積が狭いからこそ、いろんなところからいろんな毛がはみ出てしまいます。はみ出し方によってはどれだけオシャレな夏の装いだったとしても、身体を鍛えてたとしても、イケメンだったとしても、マイナス要素になっちゃうんですよね…
その、いわゆる「はみ毛」の最たるものが「わき毛」です。
ということで、今回は夏に向けてのわき毛対策についてお伝えします。
わき毛放置、そろそろ止めない?
気を付けした時に脇からぴょっとはみ出るわき毛、実は気にしてたって男性、多いんじゃないでしょうか?
わき毛って陰毛の一種で縮れてるはずなのに、何故かわき毛だとまっすぐぴょっとはみ出てくるんですよね。そしてこう、扇状に広がってしまうんで、毛量が多い人ほど目立ってしまうことも…
もしそういうわき毛のはみ毛、気になってるのであれば、一度処理してみることをオススメします。
処理の仕方はいろいろあるので、一つずつ紹介していきます。『これならイケそう』という方法があったら、ぜひ使ってみてください。
わき毛対策、の事前準備
いろんな方法があるんですが、全ての方法に共通した事前準備をまずご紹介します。いきなり処理しちゃうとめちゃくちゃ手間がかかったり、傷ができちゃったりとかしていまうリスクがあるので、ここを押さえておきましょう。
キレイにする
脇は汗をかきやすい部分なのは周知の事実ですが、その分わき毛に汗が付着しますし、そのままで放置すると雑菌が繁殖しちゃったり、ニオイの原因になったりします。
そういう衛生上よろしくない状態でわき毛の処理をするのはオススメできません。
処理する前に「キレイに洗う」「ウェットティッシュで念入りに拭く」などしておきましょう。
濡らしておく
キレイに洗ってもらえたら、そのままある程度水分が残っている状態で処理をするのがオススメです。
ヒゲ剃りの話でもしましたが、毛って水分を含むと40%ほど膨張する性質があります。つまり、水分を含むと柔らかくなるってことですね。髪を切る前にも霧吹きでシュッシュすると思うんですが、あれもこういう毛の性質を活かして切りやすくしてるんです。
乾いた状態だとどうしても毛が硬いので、切ったり剃ったりに力が要りますし、その分傷や出血の原因につながります。
せっかくキレイに毛を整えるなら、脇そのものの地肌もキレイにキープしたいもの。余計な肌トラブルの原因を減らすためにも、濡らして柔らかくした状態で処理をしていきましょう。
わき毛対策1. 短くカット
とりあえずは短くカットするところからですね。
ハサミを使ってもいいですし、もし電動トリマーがあるならそれを使えばよりカンタンです。
あとは、あくまで参考に、ということで、100均で売ってるすね毛用の梳きコーム?です。カミソリの刃がついたクシですね。あれがわき毛に使えるなら、梳くだけでお好みの状態にできるかと。あくまで参考に、ってことで。
思春期以降に生えだして、それから一回も処理したことがなければ、わき毛はたぶん4~5cmくらいの長さになってると思います。はみ出さない程度、2cmくらい?にカットして整えられたら、かなり見た目がスッキリすると思います。
電動トリマーやバリカンがあって、よりスッキリを求める方なら、ギリギリまで短くトリミングしても全然ありだと思います。
この後剃る方法をお伝えするんですが、剃るとどうしてもチクチク感が出てきます。でもギリギリまで短いトリミングであれば、この辺りかなり回避できます。あとそもそも、ただぶいーんとトリマーを滑らすだけなので、手間的にもカンタン&お手軽です。
わき毛対策2. カミソリで剃る
ここからは、『わき毛別に無くなってもいいよ』って男性向けです。
例えば海に行く・プールに行くって時の一時的な対策として、剃るっていうのはありですね。ただし、脇の皮ふ自体は柔らかく刺激にも弱いので、くれぐれも気を付けて剃るようにしてください。
また、先ほどお伝えしたように、剃った後毛が伸びてくるとどうしてもチクチク感が出てきます。これに関しては避けがたいことなので、剃る場合はちょっと覚悟しましょう。
剃った後の1週間くらい、 しっかりクリームを塗って保湿しつつ毛穴の周りに油膜のバリアを作る ことで、ギリギリまでチクチク感を抑えることはできます。
「カミソリ負けをギリギリまで抑える剃り方」をより詳しく解説しているので、剃って処理したい方はぜひこちらも参考にしてください。
わき毛対策3. 脱毛する
最後はもちろん脱毛です。
『いやいや、わき毛気にはなるけど、無くしたくはないから!』と焦らなくても大丈夫です。
脱毛って完全に毛を根絶やしにもしますが、施術の受け方によっては毛を薄くする=細くまばらにすることだってできます。
完全に無くしてしまえばぴょっとはみ出てくることは無くなりますし、薄くすればはみ出る毛量がかなり減るので目立たなくなります。毛が細くもなるので、脇の下でゴワゴワ・じゃりじゃりするってことも減りますし、快適さがUPします。
なので、どちらにしろ脇の脱毛は非常にオススメできます。
完全に無くしたい方なら、このプランで1年くらいでほぼ生えてこない状態になります。
最初は1か月に一度のペースで施術を受ける
↓
一旦9割近く抜け落ちた状態になるので、それからは2~3か月に一度毛が生え揃ったタイミングで施術を受ける
薄くしたい方なら、こちらのプランでどうぞ。
2~3か月に一度のペースで5~6回施術を受ける
もちろん脱毛の効果には個人差があるので、この通りに一定のペースで継続して施術を受けても効果が出にくい方もいることをご了承くださいね。
逆に1回の施術で一気にごそっと抜け落ちて生えてこなくなるってケースも、脇なら無きにしも非ずです。
ちなみに、わき毛の脱毛での効果の出方ってどんな要因で決まるかというと、
男性ホルモンのバランス・年齢・わき毛処理の仕方、経歴
この3つが大まかに挙げられます。
男性ホルモンの話は、ほぼ年齢の話と同じなんですが、影響がより強く出る体質の方だと、完全に無くなるまでには時間がかかることがあります。
それと、脱毛を始める前までにご自分で切ったり剃ったりしてる場合、処理後のスキンケアの有無によっては肌荒れを起こしてたり、色素沈着が起こってたりして、何事もない状態の方よりかは効果が出にくくなることがあります。
特に、定期的に剃っている方で、剃った後保湿せず放置してたりする方は注意が必要です。もし心当たりがあれば今からでも遅くはないので、剃ったら必ず保湿することを習慣にしてくださいね。
あと、脇の施術直後は制汗剤、デオドラントの類は極力避けてください。肌が敏感になってることが多いので、刺激の強いものを塗布するのはオススメできません。汗とかニオイとか気になっちゃうかとは思うんですが、肌荒れ悪化のリスクと天秤にかけてもらえたら。
わき毛対策NG編 毛抜きを使う
わき毛だけじゃなくてムダ毛処理で、極力というか最大限に避けてほしいのは「毛を抜く」という行為です。
毛抜きを使う、除毛クリームを使う、は肌へのダメージだけではなく、脱毛効果低下のリスクもあります。
毛抜きを使って抜きまくると、痛かったり最悪血が出たりしますよね。この時肌は「攻撃された!もっと強くなって守らないと!」という防衛反応を起こして、血管を太くします。毛根(≒毛を作る組織)周辺の欠陥が太くなると、より多くの栄養が供給されることになるので、毛の成長度がUPし、その結果毛が太くなってしまいます。毛根が強くなった分、脱毛しようとした時効果がハッキリ出にくくなることもあります。
除毛クリームの場合は、毛根部分を溶かす薬剤でぬるっと根こそぎ抜くワケですが、肌が弱いと薬剤の効果が表皮にも出て、肌荒れを起こすことがあります。肌荒れを起こしてしまうと、脱毛の施術はNGになってしまいます。
どこかしら脱毛したいなーと考えてる方でこんな方法で毛を抜いて処理してる方は、ぜひ今すぐ止めて、カミソリかハサミかトリマーか、 毛根に刺激を極力加えない方法で処理をしてください 。
わき毛対策をして夏を満喫!
ということで、はみ出ないわき毛対策について、その方法を3つご紹介しました。
この夏からはぜひ放置を止めて、何かしらの対策をし、はみ出ないさわやかな脇で遊びに出かけてみてください。
なお、ボク自身も脇の脱毛をしていて、もうほぼ生えてこない状態になりました。非常に快適です。
脱毛する前は剛毛でもじゃっとしてて、いつでもはみ毛しててそれが嫌でした。たまにトリミングくらいはしてましたが、年々より短く刈るようになり、この仕事を始めてから全部無くすようにコツコツ施術をして、今の状態になれました。
お陰でタンクトップも普通に着れますし、夏もいろいろ気にしなくてよくなりましたし、自分のキレイになった脇を見て満足してます笑
お伝えした通り、脇の脱毛では完全に生えてこない状態にも、毛を細くまばらにする状態にも、どちらにすることもできます。少しでもわき毛が気になっていたら、トリミングや剃る手間暇をかけるより、脱毛で理想の毛の状態を目指してみることをオススメします。