Last Updated on 2019年6月26日 by tsushima
『男でも肌を綺麗にしたい!』
と考えている方、最近はものすごく増えてきていると思います。
が、どうやったら肌を綺麗にキープできるのか、具体的な方法が分からない方が多いのも事実。
というか、いろんな情報がありすぎて、どれを信じてどれを試せばいいかが分からなかったり、やってみたものの手間がかかりすぎて続かなかったりするケースも多々ありますよね?
今回は、このブログでいつもお伝えしている「身体の内側からのスキンケア」を基に、 「毎日の生活習慣から肌を綺麗にキープする」 ための6つのポイントをお伝えします。
今使ってる化粧品はそのままで全然構いませんし、やってるマッサージや肌に良いことはそのまま続けてもらった上でできることなはずです。
『もっと綺麗になりたい!』といつもスキンケアを頑張ってる男性の皆さん、参考にしてみてくださいね。
男の肌は「内側」から綺麗にする
最初にちょっとだけ 「身体の内側からのスキンケア」 について解説を。
スキンケアっていうとどうしても「肌の外側」に対しての化粧水、乳液、クリームなど化粧品を塗るとか、日焼け止めを塗るとか、あるいはサプリメントを飲むとか、プラセンタ注射を打つとか、そういうアプローチになります。
が、こういう「肌の外側」から何かを加えるケアっていうのは、それを受け取る「肌」(サプリなら「腸」)自体がある程度健康=丈夫で強く正常に機能している状態じゃないと、100%反映されません。
なのでいくら頑張ってもなかなか肌の状態が思い通り綺麗にならないってケースもあるワケです。
じゃあどうすればいいかの解決策が、 「身体の内側からのスキンケア」 です。
そもそも肌は内側で作られ、外側に向かって成長していきます。その肌の内側の状態は内臓とか体調(具体的には腸内環境)とほぼリンクしています。
なので、 体調が悪いとその分肌の状態も悪くなる んです。食べすぎで肌荒れしたことがある方なら分かるんじゃないでしょうか?
逆に健康な体調をキープできれば、余計なスキンケアが必要なくなることだってあります。
この、体調(≒腸内環境)を意識した 「身体の内側からのスキンケア」は、日々の生活の中に組み込むことができる ので、「外側からのケア」のようにプラスαの時間と手間がほぼかかりません。
その上一度組み込むことができれば、半永久的にキープすることだってできます。
そういうコスパの観点からも、「身体の内側からのスキンケア」ってかなり有効だと思っていて、いつもお伝えしています。
では以下から具体的なノウハウをお伝えしていきます。
男の肌を綺麗にするために意識すべき6つの「あるある」
ここからお伝えするのは、「男性あるある」な無意識にしがちな生活習慣や言動です。
「これやってたら、肌がなかなか綺麗にならないのも仕方ないですよね…」っていうNGリストであり、かつ肌を綺麗にするための大前提になります。
結構心当たりがある方多いんじゃないかと思うので、心の準備をしてから読み進めてくださいね?
睡眠不足を自慢しない
『最近忙しくて全然寝てない』『昨夜3時に帰って6時起き』
みたいな寝てないマウンティング、男性あるあるなんじゃないんでしょうか?
最近はちょっとは意識が変わって聞くことが少なくなったでしょうか。
「睡眠不足はお肌の敵」ってことは昔っからよく見聞きすることだと思うんですが、 本気で肌を綺麗にキープしたいと思ったら、本気で睡眠のことを考えましょう 。
肌は睡眠中に分泌される成長ホルモンによって、その生まれ変わりが左右されます。
睡眠の質も時間も適切にキープされていれば、成長ホルモンもちゃんと出ているので肌も正常に生まれ変わることができます。
逆に、睡眠の質が下がったり時間が足りてなかったりすると成長ホルモンがきちんと分泌されなくなり、肌の状態が悪くなります。
ニキビや乾燥が目立たなくても、青白くくすんだ状態になるので、パッと見の印象downにもつながるのが睡眠不足。目の下にクマができたりすると追加効果マシマシです。
また、 男性の場合は2日完徹すると男性ホルモンの一部の分泌が止まりヒゲが濃くなる 、というリスクも高まります。
肌を綺麗にキープするためにも、青白い顔に青ヒゲの跡が目立つような「THE・社畜」のイメージ通りの表情にならないよう、「睡眠不足はお肌の敵」と心得ましょう。
ストレスを我慢しない
男性あるあるの一つに、「弱音は吐かないのが男らしさだ」みたいな考えがあって、そのせいで日常感じているストレスをうまく発散できない方が見受けられます。
ストレスにはメンタルのストレスもありますが、物理的な肉体疲労なんかもストレスと捉えた方がいいですね。
ストレスを感じると、身体では「コルチゾール」といういわゆるストレスホルモンの分泌が促されます。
このコルチゾール、増えれば増えるほど身体のそこここに小さな炎症を起こします。
小さな規模の炎症なので最初の頃はなかなか意識できません。人それぞれのストレスのキャパがあるんですが、小さな炎症が積み重なり続けて キャパを超えたところで一気にドカン!と爆発して身体に物理的なダメージ となって現れてきます。
ストレス性の胃痛腹痛、偏頭痛とか、原因不明の身体のだるさとかですね。
この手のストレス、発散できずに溜め込んでいくと身体にずーっと負荷がかかり続けた状態になり、心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクも高まるんだそうで、『弱い男なんて男じゃない』とか言っていられません。
辛いときは辛い、疲れたときは疲れた、泣きたいときは泣く、といった感じで、 自分自身の感情に素直に毎日を過ごす ことをオススメします。これ、ものすごーく人生楽になる秘訣でもあります。
保湿をめんどくさがらない
『今日はばたばたして保湿すんの忘れてたー』っていうのも男性あるあるかなと。
もちろん日々コツコツと保湿を続けてる方もいるので、そういう方はぜひその習慣をキープしてください。
もし、保湿をしたりしなかったりと習慣にできていないようなら、ぜひ意識して続けてみましょう。
「身体の内側からのスキンケア」は肌を綺麗にキープするための大前提ではありますが、だからといって「外側からのケア」をゼロにするのはなかなかに厳しいです。
「外側からのケア」で大事なことは、「刺激を加えすぎない」「保湿する」、この2つです。
細かく言うとたくさん出てきますが、スキンケアの習慣化がまだできてない方にはこれだけ覚えておいてもらえたら十分です。
保湿をコツコツ続けると、肌の乾燥を防ぐことができ、その分綺麗で丈夫な状態をよりキープすることができます。
乾燥はニキビやカミソリ負けの原因にもなりますし、放置すればするほど、しみ・しわ・くすみ・たるみなど肌の老化にもつながり、部位によっては乾燥しすぎで肌の色が濃くなる色素沈着を起こすことも。
保湿するシチュエーションとかタイミングを決めておくと、習慣として身につけやすいはずです。
例えば…
・脱衣所の目に見える場所に化粧水を置いておき、お風呂上りに必ず塗る
・洗面台には必ずクリームを置き、ヒゲ、体毛を剃った後必ず塗る
・旅行にも専用のポーチを用意し必要なものを全部入れておいて持っていく。ホテルに着いたら風呂場に置く
こんな感じであれば、『あ!今日は保湿し忘れた!』ということは少なくなるはずです。
食べ過ぎない・飲み過ぎない
ちょっとハメを外すと、食べ過ぎたり飲みすぎたりっていうのも、よく起こりがちですよね。
食べ過ぎ・飲み過ぎは内臓の負担になる=腸内環境の悪化リスクが高まります 。食べ過ぎは血糖値の乱高下にもつながり、急な眠気に襲われたり、集中力が落ちたり、メンタルが不安定になったり、良いことがありません。
人それぞれ必要な食事量、カロリー量が異なります。なので、必ずしも毎日3食食べる必要がない場合も多々あります。
むしろ断食をして一日の中で「食べない時間」を確保した方が体調がよくなるというデータがたくさん出ています。
お酒の飲み過ぎは肝臓への負担になるだけではなく、飲酒時の睡眠は浅くなりがちなのでその分成長ホルモンの分泌は阻害されますし、そもそも酔っぱらったらスキンケアなんてどうでもよくなってしまう方も多々いることでしょう。
どんなものでも身体の中に取り入れるものは適量がベストです。
食べ過ぎ・飲み過ぎは、摂り入れたものを消化するためのエネルギーもより多く必要とするため、疲れやすくなったりもします。
メンタルのストレスを解消するのにドカ食いしたり、飲みまくったりするのが良いという話も聞きますが、あれは科学的にハッキリとストレス軽減効果があるとは証明されていません。要は気分の問題であって、身体にはその分のダメージが蓄積されてしまいます。
この辺りは無意識にやっちゃう場合もあると思うので、肌を綺麗にキープしたい方はガチで十分気を付けましょう。
運動する時間の確保を怠らない
社会人になって仕事中心の生活になると、どうしても運動不足になります。
とは言え最近は、お手頃な月謝で通えるマシンジムもたくさんできているので、運動の習慣はキープしようと思えばできると思います。
適度な運動は新陳代謝を良好に保ち、血流を正常に保つので、その分身体のすみずみまで栄養が行き渡る身体になります。イコール、肌にも十分栄養が補給され、綺麗で丈夫で健康な状態をキープすることができるワケです
ジムに通わなくても、自宅でエクササイズをするための動画やアプリがたくさんあります。
肌を綺麗にキープしたい方はそういった身の周りの自分に合ったツールを活用して、 週2回でもいいので身体を動かす習慣をぜひ身につけてください 。
もうちょっと突き詰めて言うと、「高負荷×短時間」の運動が心肺機能を高めるために非常に効果的です。
以前ちょっと紹介しましたが、「HIIT」と呼ばれる方式のエクササイズがオススメ。
逆に、激しめのランニングとかめっちゃ身体を追い込む筋トレとか、「高負荷×長時間」のエクササイズを毎日行うと、疲労が溜まりすぎて 酸化ストレスによって老化が進行 してしまったり、男性の場合は 筋肉の成長に必要な男性ホルモンの一種の分泌が減少する というリスクが高くなったりもします。
『身体に良いことしよう』という当初の目的と真逆の結果になるので、エクササイズの種類は自分の目的に合ったものをチョイスしましょう。
肌を綺麗にキープするためなら、週2回のHIITでOKです。
間違ったシェービングをしない
ヒゲの処理が必要な男性は非常に多い、というかほぼほぼの男性が処理をすると思いますが、間違ったシェービング方法は物理的に肌にダメージを加えることになります。
とは言え、世の男性の3/4が自己流のシェービングをしているらしいことも分かっています。
自己流とは「事故流」とも言えるワケで、間違ったシェービングで肌に加わったダメージは、赤み、傷、出血、毛嚢炎、色素沈着などの肌トラブルを引き起こします。
そうなると単純にパッと見の肌の印象はかなりdownしてしまいますよね。
肌にできるだけ刺激にならないような、正しいシェービング方法を覚えて、日々ちょっとの手間をかけて実践してみてください。
特に大事なポイントは、
・洗顔、ボディソープなどの石けん類を使わずに、必ず専用のシェービング剤を塗って1~2分時間を置いてから剃り始める
・剃り終わってあらかた洗い流した後は、水を当てて剃った部分の肌を引き締めて、最後は必ず保湿をする
この二つです。
シェービングで肌荒れ・カミソリ負けする方の多くが、この二つのどちらか、あるいはどちらも実践できていないケースが多々あります。
この二つを守るだけでもかなり肌へのダメージは軽減されるので、シェービング後の肌荒れに悩んでいる方は、ぜひ覚えておいてくださいね。
より詳しく解説したブログもあるのでどうぞ。
肌を綺麗にするためにはチートデイも
『結構大変じゃないこれ?こんなのいきなり全部取り入れるのムリだよ…』
と思う方ももちろんいると思います。
日々の生活をごそっと変えるのは実際なかなか根気がいるし難しい作業です。
なので、最初のうちは忘れてしまったり、めんどくさくなったりしても全然構いません。
大事なことは 「止めずにできるだけ長い期間継続する」 ということ。
改善を続けていく途中で、誘惑に負けてしまうことももちろんるでしょう。人間それは仕方ありません。
もしどうしても誘惑に負けてしまいそうなとき、本気でどうしても抗えないときは、『その日だけ!』と思ってOKを出していいことにしましょう。
チートデイ(cheat day)、「自分をだます日」ってことですね。
週に何度もチートデイを作ってしまったら全然意味がありませんが、月に数回なら問題ありません。
大事なことは 「止めずにできるだけ長い期間継続する」 ことで、頑張りすぎて改善を続けてる途中でぽきっと心が折れて諦めてしまうのは非常に勿体ないことです。
ストレスのところでもお伝えしましたが、「自分自身の感情に素直に毎日を過ごす」ことって人生が楽になる秘訣なんです。
スイッチをONにしたら、OFFにする日もあって全然構わないってことですね。自分を緩めることもぜひお忘れなく。
身体の内側から肌を綺麗にする男であれ
ということで、 肌を綺麗にキープしたいなら男性あるあるなことを止めて、「肌の内側からのスキンケア」を生活の中に組み込んでみましょう 、というお話でした。
「身体の内側からのスキンケア」は肌を綺麗にキープするだけではなく、
・体調良好化=風邪を引きにくくなる
・集中力向上=勉強・仕事の効率UP&成績UPにつながる
・メンタル安定
・体型維持
・アンチエイジング
などの追加効果もいろいろあります。
日々の生活の中のあるあるなことを止めるだけで、肌だけでなくいろんなことがプラスになるなら、やってみる価値はあるんじゃないでしょうか?
何か一つからでもいいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。