【更年期もあるよ】男なら無視できない?!男性ホルモンの働き仕組みを徹底解説!

【更年期もあるよ】男なら無視できない?!男性ホルモンの働き仕組みを徹底解説!

Last Updated on 2019年7月30日 by tsushima

『最近ヒゲ濃くなった気がする』『体毛増えた気がする』『頭髪薄くなったような気がする』

みたいなことありませんか?

男性は年齢とともに、「男性ホルモン」のバランスが変化し、体毛や毛髪で変化が見られるようになってきます。

これは身体の仕組み上どうしようもないことではありますが、対策をすることで変化を鈍らせることはできます。

今回は男性が年齢とともに気になる様々な症状の原因である男性ホルモンについて、主に脱毛に関わる性質と、ホルモンバランスを乱さない対策について解説していきます。

若い方も知っておくべき内容ですし、脱毛の効果にも大きく関わる内容なので、ぜひ参考にしてください。

なお、自分はドクターではありません。今回解説する内容はあくまで様々な情報の「まとめ」であることも、併せてご承知おきください。

男性にも更年期障害がある件

早速ですが、男性にも更年期ってあるのを知ってましたか?

これは最近の医学界では当たり前に言われている定説です。

簡単に言うと、男性更年期障害って

男性ホルモンのバランスが乱れて、若い時に比べて心身の異常が多くなる状態

のことを言います。

男性の場合、女性の閉経のように指標になるキッカケがないので分かりにくいんですが、40代後半から症状が出始め、5~60代に最も症状が多くなると言われています。

ホルモンバランスの乱れで、性機能の低下はもちろんメンタル面でも様々に良くないことが起こります。

詳しい症状についてはここでは割愛しますが、男性の更年期障害、ぜひ一度専門のページを見ておくことをオススメします。

男性更年期障害(LOH症候群)– 医療法人社団こころとからだの元氣プラザHPより
https://www.genkiplaza.or.jp/column_health/column_health_055.html

ここからは、このように男性の身体に大きな影響を及ぼす男性ホルモンとはどんなもので、どんな仕組みで何が起こるのかについて、主に頭髪以外の体毛に関わるポイントを解説していきます。

二大男性ホルモンを覚えよう

まずは男性ホルモンの種類から解説していきましょう。

男性ホルモンには様々な種類のものがありますが、その中でも脱毛の効果の出方に関係し、男性の心身の中で重要な役割を担っている男性ホルモンとして「テストステロン」が挙げられます。

それと対になるものが「ジヒドロテストステロン」というホルモンです。

それぞれこんな役割があります。

テストステロン
骨や筋肉を作る
性欲を高める
攻撃性、闘争性の増加
挑戦意欲、リスキーなチャレンジへの意欲増加
社会性を重視する
リーダーシップの発揮
ストレス減退、耐性

ジヒドロテストステロン
胎児期の男性器生成に関わる
性欲の減退
薄毛、AGAの原因
皮脂の分泌増大
性毛が濃くなる原因

テストステロンは男性の心身のためにあるホルモンとも言え、いわゆる「男らしい」言動に大きく関わるものです。

一方のジヒドロテストステロンは、母親のお腹の中にいるとき以外では、ほぼ悪さしかしないホルモンだと言うことができるでしょう。※あくまで私見です

つまり、カンタンに言うと、テストステロンは良い男性ホルモンで、ジヒドロテストステロンは悪くて強い男性ホルモンだってことですね。

そして大事なことは、この二つは男性の身体の中で反比例の関係にあるということ。

テストステロンが減ると、それを補うために強力なジヒドロテストステロンが増えます。

逆にテストステロンが一定の水準以上にあれば、ジヒドロテストステロンは増えない、ということです。

この二つのホルモンのバランスをちゃんとキープすることが男性更年期をこじらせないためにも、その他の大事になる、というワケです。

ここからはより詳しく、このテストステロンとジヒドロテストステロンの関係を見ていきます。

悪役ジヒドロテストステロンが増える原因

ジヒドロテストステロンが増えると、性毛、ヒゲや股間の陰毛、脇、乳輪、胸、腹、背中などの毛が濃くなることがあります。

これは脱毛期間中、特に光脱毛の場合に見られることのある現象です。減らしてるのに増えちゃうワケです。

テストステロンが減ってしまうのが原因なんですが、もう少し細かく説明を加えていくと、テストステロンが特殊な酵素「5αリダクターゼ」と結びついたときにジヒドロテストステロンが増えることになります。

そして増えたジヒドロテストステロンが体毛の毛乳頭(毛を生やす組織)の男性ホルモン受容体と結びつくと、「IGF-1」というムダ毛の成長因子を生み出します。

この一連の流れが、男性のムダ毛を増やすメカニズムです。

要は、「5αリダクターゼ」が多くなければ「ジヒドロテストステロン」も増えることがなく、ムダ毛が増えることはないであろうと言うことができるワケですね。

5αリダクターゼの働きを抑える方法

ということで、ムダ毛を増やさないためには、5αリダクターゼを限りなくゼロにしてしまおう!ってことになるんですが、これが実際難しい。

理由は、「5αリダクターゼ」の量は遺伝によって決まっているからです。

遺伝的な要素って手を加えようがないところがあるので、5αリダクターゼを増やさない、減らすことっていうのができないんですね。

とは言え、全く手がないワケではありません。

以下のような成分で5αリダクターゼの働きを抑えることができます。

●亜鉛
●ビタミンB6、C
●ノコギリヤシ
・5αリダクターゼ阻害薬

●のついたのものは比較的カンタンに手に入り、副作用も少ないものです。

阻害薬は適切な処方での服用が間違いないのですが、生殖機能への副作用もあるため、その点は注意すべきです。

また多くの場合、AGAの治療のために処方されることが多いので、ムダ毛を増やさないようにするためにこの薬を手に入れるのは難しいかもしれません。

5αリダクターゼは働きを抑えることくらいしか手立てがないワケですが、元々のメカニズム的には、「テストステロンが減る」ことが「ジヒドロテストステロンを増やす」ことになっていました。

なので要は「テストステロンの量をキープする・増やす」ことと「ジヒドロテストステロンを増やさない」ことを意識して行えば、ムダ毛を増やさない対策ができる、ということになります。

ということでここからは、この対策についてお伝えしていきます。

男性ホルモンのバランスを整える8つの方法

テストステロンは二十歳前後で分泌のピークを迎え、その後徐々に減少していきます。

なので何もしていないとテストステロンは減り続け、その分ジヒドロテストステロンが勝手に増えていくワケです。

つまり年齢とともにムダな体毛が増えていくことにもなり、人によってはAGAの症状が出たり、冒頭でお伝えしたような男性更年期の症状が出てくるようにもなる、というワケです。

なので、若い方は今のうちから、既に年齢を重ねている方はできるだけ早く対策を打っておくことが大事です。

具体的に見ていきましょう。

テストステロンをキープする

テストステロンを減らさず、量をキープするために必要なことには、こんなものがあります。

・良質な睡眠をとる
⇒ 睡眠不足が続くと、テストステロンが減少することが判っています。2日徹夜が続くとテストステロンの分泌が止まってしまうそうです。ということは、睡眠不足が続けば続くほどジヒドロテストステロンが増えるということにも…。ムダ毛を増やさないためには
睡眠不足解消が必要です。

・筋トレをする
⇒ 筋トレをすると、筋肉の生成を促すためにテストステロンが分泌されます。週に23回でもいいので運動の習慣をぜひ身につけましょう。ただし、オーバートレーニングになると、かえってテストステロンが減ることも分かっています。休息のないハードなトレーニングは避け、適度に休みつつ超回復を狙いながらコツコツ筋トレをしていくのがよさそうです。

・亜鉛やイソフラボンを摂る
⇒ 亜鉛は5αリダクターゼを抑制する働きがあります。イソフラボンはテストステロンを増やす働きがあります。亜鉛は貝類に、イソフラボンは大豆製品に多く含まれています。普段の食生活ではなかなか摂りにくいものなので、できるだけ意識して摂ることをオススメします。亜鉛に関しては吸収されにくい性質があるので、サプリメントを使うのも一つの手です。

ジヒドロテストステロンを増やさない方法

ジヒドロテストステロンが増える=テストステロンが減ることをできるだけ避けるためには、こんなことに気を付けましょう。

メンタルのストレスが過剰にかかる
⇒ この時ストレスの影響で体内に活性酸素という悪い物質が増えます。この活性酸素を打ち消すために体内の亜鉛が消費されるのですが、それによって5αリダクターゼが増え、ジヒドロテストステロンも増えると言われています。また、ストレスを感じた時に分泌される「コルチゾール」というホルモンがテストステロンを破壊するともいわれています。ストレスをゼロにすることは難しいですし、適度なストレスはメンタルにもいい影響があったりするんですが、過度なものは身体に物理的な悪影響も及ぼします。ストレスを溜めない方法をいろいろ身につけておきましょう

タバコ
⇒ 喫煙で体内にストレスホルモンのコルチゾールが増え、テストステロンを破壊すると言われています。また、ニコチンの血管収縮作用によって血液中のテストステロン濃度が下がるとジヒドロテストステロンが増えるのではないかともいわれているようです。タバコは身体にとっては毒でしかありません。肌質の悪化にもつながるものなので、いろんなトラブルに見舞われたくない方はできるだけ早くやめることをオススメします。

お酒
⇒ お酒を飲んでアルコールが分解されていく過程で「アセトアルデヒド」という物質ができます。これがジヒドロテストステロンが増える原因に関わっているのでは?と言われています。飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。

過剰な射精
⇒ 男性の体内では、射精の直前までテストステロンの値が上昇していきますが、射精後は減少していきます。この射精後のテストステロンの低下がいわゆる「賢者タイム」になるワケですが、射精を繰り返すことによってテストステロンの量が減り続けると、ジヒドロテストステロンが増える可能性があります。何事もやりすぎには注意しましょう。

加工食品
⇒ 加工食品の摂取がテストステロンを減少させることも示唆されています。加工食品は肌質の悪化を招く原因にもなっているので、サラダ油(特に時間が経った揚げ物)、ハムやソーセージなどはできるだけ避け、加工度の低いナチュラルな食品をできるだけ摂ることを意識しましょう。

男性ホルモンを制する者は人生を制す

ということで、男性ホルモンのバランスをキープすることが、男性の人生の質の向上に大きく影響するので、必要な知識を覚えて実践して、自分の身体を整えられるようになりましょう!というお話でした。

ムダ毛を増やさないための視点からの解説でしたが、いかがでしたか?

いろんな物質の名前を出しましたが、大事なのは「テストステロン」です。

テストステロンの量をどれだけ減らさないか、どれだけ増やせるかが、ムダ毛を増やさず、将来的に更年期障害にならないための重要なポイントです。

テストステロンの維持・増加は身体に物理的な効果を及ぼすワケですが、競争心・チャレンジ精神・リーダーシップなど精神的な効果ももたらします。

何の対策もやらないでいると減り続けることは確定なので、ぜひ増やせるように、せめてキープできるように、今回紹介した方法をいろいろ試してみてください。

ちなみに自分は全部実践してます!

 

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