Last Updated on 2020年5月9日 by tsushima
『気圧が下がると片頭痛ヤバい』
『天気が悪くなると体調悪くなって仕事が手につかない』
みたいな方、最近増えてきましたよね。自分ももれなくその中の一人です。
今回のブログでは、そんな気圧や天気に体調を左右されてしまう方向けの克服ノウハウとテクニックをお伝えします。
知ってて対処ができるのと知らないで我慢しとくのでは、仕事や勉強の質・成果・集中力などのパフォーマンスに圧倒的差が出ます。
自分が実践している内容でもあるので、参考になるはずです。
ぜひチェックしてみてください。
低気圧で頭痛や体調不良になる仕組み
まずそもそも気圧や天気で何故体調が悪くなるかなんですが、実はまだこの辺りの話は明確な原因が分かっていません。
ただバックリとした可能性として、
・気圧の上下で三半規管が影響を受けてる
・体内のリンパ液の圧力が気圧の影響を受けてる
・脳がバグってる
みたいなことが言われています。もうちょっと具体的に言うと、
・自律神経が弱っている or しっかり機能していないのがこれらの原因になっているそうです。
人は皆常に気圧の影響を受けているんですが、普通に健康な人の場合は自律神経が正常に働いてるんで、気圧の上下に対応して三半規管やリンパの圧を調整することができます。
が、加齢による体力の低下やその他何かしらの理由で自律神経をやっちゃった場合、その調整機能が働かなくなることがあって、それで三半規管とかリンパの圧が気圧とともにおかしくなるんですね。
三半規管のが狂ってるって状態は分かりやすく言うと乗り物酔いしてる状態だし、リンパの圧が変わるといつもうまく動かせてた身体がうまく動かせなくなるとかいう弊害が出てきます。
それとともに耐えきれない眠気が急に襲ってきたり、集中力がダダ下がりしたり、みたいなことも起こります。
また、身体の機能が一瞬バグってしまうことで頭痛が起こる方もいますし、腰痛や関節の痛みも起こり得ます。
リンパの圧の関係で、肌に影響が出る方もいるようです。
何も対処してないと、ホントに丸一日ポンコツモードで過ごさないといけなくなる のが、この低気圧による各種体調不良です。低気圧による体調不良を克服するためには
じゃあそんな厄介な気圧の変化による体調不良、どう改善・克服させるかをお伝えしていきます。
前提はさっき説明したような「自律神経のバグ」です。なので 身体の内側からのケアが永続的で効果的 だと思われます。
日々の体調管理が低気圧に負けない身体を作る
とりあえずは自律神経の正常化を目指していきましょう。
必要なのは、
体力UP・定期的なエクササイズ・良質な睡眠の確保・添加物フリーな食生活
です。
加齢による体力の低下って、これはもうどうしようもないので運動で補っていくしかありません。
ボディメイキング的に効果があると言われているのは 「短時間で高負荷なエクササイズの習慣化」 です。逆に言うと、長時間で低負荷な運動をしたりしなかったりだと全然意味がないってことですね。
週2~3でいいので、思いっきりハードなエクササイズを生活に取り入れてみましょう。HIITなんかはオススメですね。
また、睡眠不足はこの手の気圧性の身体の痛みをより強く感じてしまう原因になっていると言われていますし、添加物盛り盛りな食品で腸内環境が荒れると免疫低下、体力の一時的低下、パフォーマンスの悪化にも繋がります。
睡眠の質を上げ、加工度の低い身体に良い食品を意識して摂るようにしましょう。
身体の内側のケアってホントに大事です。気圧性の体調不良以外で日々何かしら体調不良を感じている人にも、この辺りのノウハウは通じるものがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
アプリで低気圧になる予兆をチェックする
とは言え、残念ながら身体の内側からのケアには即効性がありません。なので、まずはその場その場で対処していくことになると思います。
最初にすべきは、そもそも自分のこの体調不良はホントに気圧によるものなのかの検証です。
無料のアプリで現在地の気圧の上下が分かります。
頭痛ーる
iOs版:https://itunes.apple.com/jp/app/id602991338
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.pocke.android.zutsu
以前も紹介したことのあるアプリですが、無料で使えてUIも分かりやすいお手軽なヤツということでオススメです。
このアプリでは気圧が下がる時に警告とか注意とかが出てきてますが、自分の場合は気圧が上がっていくときにも頭痛を感じることがあります。
そういう点から見ても、気圧の上下がパッと見で分かって対応できるようになるので、このアプリ本当にオススメです。
自分の体調不良のタイミングと気圧に何か関係があるかどうかをチェックしてみてください。
逆にもし気圧と関係なさそうだったら、一度病院で診てもらった方がいいかもしれません。
低気圧の時は市販薬を服用して乗り切る
気づいたら気圧が下がってて、すでに体調不良もガッツリ来てて、でも今から仕事だ…という場合は、薬を飲んじゃいましょう。
気圧性の体調不良では薬は基本的に対処療法にしかならず、根本的な改善にはならないんですが、あるのとないのとでは身体への負担・パフォーマンスの発揮が段違いです。
用法・容量を守って飲めば副作用が出ることもほとんどないはずです(もちろん個人差があるので、注意は必要です)。
症状や原因によって飲むべき薬は違うので、全ての方に向けてアドバイスはできませんが、自分と同じような 「乗り物酔いしやすい・しやすかった」方なら、頭痛薬より酔い止めをオススメ します。
店頭の薬剤師さんに聞いてオススメしてもらったのを、自分は使っています。元々はダイビングの船酔い用に飲んでたやつなんですが、自分はこれがあるお陰で普段通りの仕事ができています。
アネロンニスキャップ – エスエス製薬ブランドサイト
https://www.ssp.co.jp/aneron/
他にもいろいろあると思うので、探してみたい方は店頭でスタッフの方に聞いてみましょう。こういうのはやはりプロの意見が一番参考になります。
低気圧のせいにして寝てしまうのもアリ
どうしても体調が良くないときは、思い切って仮眠をしてしまうことも視野に入れましょう。
布団に横にならなくても大丈夫です。
机に突っ伏すのもありですし、椅子に座って目をつぶっているだけでもOKです。
20分程度時間を確保できれば十分です。時間がなくても5分でも10分でも寝ることで一旦身体のストレスをリセットできますし、その後の体調が良い方に変わります。
しんどいのを我慢して効率の悪い作業をするより、ちょっと時間を割いてシャキッとしてから作業することをオススメします。
薬にだけ頼るのは良くないけれども…
『薬飲むと耐性できたりしないの?なんかあったら困るし、それなら我慢してた方がいいんだけど…』
という方もいるかもしれません。
薬なので副作用って心配になりますよね。自分も最初の頃はかなり気を遣ってました。
薬を飲む時に大事なのは、やはり「用法・容量を守る」ことですね。これに尽きます。もちろんインストラクションを守っても副作用が出る方もいると思いますが、そういう方はそれ以前にもドクターにかかっていることがあるはずなので、自分で分かっているんじゃないかなと。
まず薬を飲むこと自体に不安がある方は、薬の前に病院へ行きましょう。それが間違いありません。
日本の市販薬はインストラクションに沿って服用すれば、ほぼほぼ副作用が出ず安全に効果が出る設計をされているものばかりです。
なのでそこはぜひ安心して使ってみていいと思います。
この気圧性の体調不良を感じる場合って、自律神経の問題も絡んでいるということのようなので、 自分自身で即席で何かをしても根本的な改善ってどうしても難しい ワケです。
でもパフォーマンスは圧倒的にダダ下がりになる。我慢したところで身体は言うことを聞いてくれません。
なので、どこを重視するかですよね。
パフォーマンスの精度を取るなら薬を飲んでおくのが良いでしょうし、自分の身体のことがとにかく心配なら我慢して日々の体調管理をすべきだし。
自分の場合、この気圧の上下には絶対叶わないなって悟りました。やはり何かあってからでは遅いからですね。
気圧にはだいぶ敏感になってしまったので、例えば身体がだるいなどか、頭がぼーっとするなとか感じ始めたら、それから気圧チェックをします。
それで予約のある時間帯に危なさそうなら薬を飲む、予約がなく2~3時間で気圧も安定するなら飲まない、みたいな形で過ごしてます。
それと自分の場合は薬で喉がめっちゃ乾くっていう副作用があるので、水分はとにかく多く摂るようにしました。
天気によっては毎日薬を飲むこともありますが、耐性ができた感覚は全くなくて、毎回ちゃんと効いてるので助かってます。
梅雨だからこそ低気圧による体調不良対策を
ということで、 気圧性の体調不良や頭痛には体調管理とアプリでのチェックがオススメです 、というお話でした。
この気圧性のアレコレってパッと見周りからは気づかれないですし、何の影響もない人にはなかなか辛さが伝わりにくいんですが、当の本人にとってはものすごい大問題なんです。
ただ、さっきもお伝えしたようにこの辺りの体調不良と気圧の関係はまだハッキリとしたデータが出ていませんし、偏頭痛なんかもハッキリした原因が究明できていない部分が多いのも確かです。
とは言え、もしこの気圧の上下がトリガーになって体調不良になってしまうのなら、これから梅雨の時期かなり大変です。
体調管理を徹底しつつ、気圧の上下に気を付けながら対策しながら乗り切っていきましょうね。