Last Updated on 2019年10月4日 by tsushima
「脱毛と日焼けの相性は良くないですよ」 という話を以前しました。とは言え、営業のお仕事をされてたり、外にいる時間が長いお仕事の多い男性なら、どうしても日光に晒されて日焼けしてしまう機会が増えてしまいます。
そしてそういう外回りのお仕事をされていて取引先・お客様と接する機会の多い方なら、ヒゲの脱毛を一度は検討したことがあるかとも思います。
今回のブログは、そんな相性の悪い条件といつでも隣り合わせだけど脱毛をしっかりしたい男性に向けてのアドバイスです。
日焼けのシーズンはすでにスタートしています
GW明けの福岡は晴れる日が増えて、最高気温も27℃とか夏日なことが多くなりました。
自分はできるだけ楽な服装で出歩けるのでまだマシですが、この日差しの中スーツを着て革靴を履いて歩いている男性は、さぞ大変だろうなと…
まだ5月とは言え、直射日光がしっかり肌に当たると当然日焼けします。いつも外に出ている顔、首、手は今の時期から地味に日焼けをし始めるワケです。
そして、多くの営業職の男性が検討するヒゲの脱毛は、この日焼けととにかく相性がよろしくないのです。
脱毛中には日焼けをできるだけ最小限に抑えましょう
ヒゲの脱毛と日焼けの相性がよくない理由は4つあって、
・肌の色が黒くなると、効果が出にくくなる
⇒ 光脱毛やレーザー脱毛で扱う光線は、色の濃い肌に特に強く反応し、肌トラブルの原因になる
⇒ 色の濃い肌に施術のエネルギーが集中し、退治すべきヒゲに対して十分に効果を発揮できない可能性が高くなる
⇒ 明らかに肌の色が濃くなっている場合は、元の状態に戻るまで施術を延期する場合もある
・日焼けで肌が乾燥すると、効果が出にくくなる
⇒ 肌の乾燥は肌の強さに直結するので、脱毛マシンの出力を弱いレベルに抑えないと安全な施術ができない
といった中身になっています。
特にヒゲの脱毛と日焼けがバッチバチに相性が悪いのは、顔が常に外に出ていているし、人の身体の中でも顔はより太陽に近い・高い位置にあるので、いつでもどこでも日焼けする可能性が高いからです。
こんな理由から、ヒゲもそれ以外の部位も 基本的に脱毛している期間中にその肌を焼くのはNG になります。
なので、 脱毛中は徹底的に紫外線に晒されるのを防ぐ努力をしてもらうのがベスト です。
が。
営業職で日中あちこち外回りを忙しくされている方が、完全に日焼けしない状態をキープするっていうのもなかなか難しいかと思います。
なので、「日焼け止めを常備・常用し、できるだけ肌の色が濃くならないような工夫を続けてもらう」ことまでをセーフと考えてもらえたらOKかなと。
要は、「日焼けしてるやん?!」って言われるくらいとか、首から上と下で日焼けの跡がハッキリ見て取れるくらいに肌が黒くなってなければギリギリセーフ、と捉えてもらってたらって感じです。
ただし、脱毛サロンによっては『そんな甘いことじゃダメ!完璧に日焼けをシャットアウトして!』と言うところもあるので、通っている or 通おうとしているところに直接確認してください。
一応言っておきますが、日焼けサロンに行ったり、ビーチやプールでサンオイルを塗ったりして、 意図的にガッツリ黒くしちゃうのは問答無用で施術不可 です。
そういう日焼け好きな方は、日焼けを取るか、脱毛を取るか、どちらか一方を選んでくださいね。
日焼けと脱毛と第一印象と医学的なデメリット
このように日焼けは脱毛と相性が非常によろしくないんですが、それ以外にも日焼けのデメリットはいろいろあって…
・乾燥しやすくなる
・そのまま放置するとしみ、シワ、そばかす、くすみの原因になる
・さらに放置するとパッと見で老ける原因になる
・さらに放置&日焼けし続けるとガンの発症につながる可能性も上がる
みたいなことが挙げられます。
外回りの営業職の方にとっての「第一印象」が損なわれる原因盛り盛りですね。
『日焼けして色が黒い人カッコいい!』って声ももちろんあるんですが、そういうモテ度やカッコよさだけを追求していってしまうと、5年後、10年後の未来の自分が後悔してもしきれない状況になってしまいます…
より専門的な解説は、「公益社団法人日本皮膚科学会」のHPでチェックしてみてください。
皮膚科Q&A > 日焼け – 公益社団法人日本皮膚科学会HPより
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa2/index.html
脱毛中の日焼け対策はたった2つだけでOK
『日焼けが脱毛と相性が悪いのは分かった!対策教えて!』って方、お待たせしました。
日焼け対策は 「日焼け止めを塗る」 ことと 「保湿すること」 が基本になります。
要は、
日焼け止めを塗る ⇒ 過度な紫外線をしっかり防ぐ
保湿する ⇒ 乾燥を防ぐ
ってことですね。
この辺りの話はガッツリ別のブログでやってますので、そちらでより詳しくチェックできます。
これから梅雨に入るまでの時期と、梅雨明け以降の真夏は、今回の解説を思い出しながら、日焼け対策をしつつ、ヒゲの脱毛をコツコツやっていきましょう。