Last Updated on 2019年8月10日 by tsushima
2018年から「酷暑」という言葉が頻ぱんに使われるようになるほど、夏の気温が異常に高くなっています。
インターネット上では様々なところで熱中症対策などの注意喚起がなされています。
この真夏の酷い暑さ、実は脱毛にも関わるものなんです。
今回は夏の暑い時期に受ける脱毛の注意点について、詳しく解説していきます。
真夏に体調を崩しやすい方はぜひ参考にしてください。
夏の暑さと体調と脱毛の関係
2018年から引き続いて、2019年の夏も毎日30度を超える真夏日が続いています。
街頭や自治体のポスターはもちろん、インターネット上でも気象予報士の方から実体験のある個人の方まで、様々な場面で「自分が感じている以上に暑さが体力が奪われている」という注意喚起がなされています。
2019年の7月29日からの一週間で熱中症と診断されて救急搬送されたのは、全国で1万8347人という報告があるくらいです。
ちなみにこの数字、前の週に比べて3倍以上になっています。
熱中症での救急搬送人数は1週間で1万8347人(2019年7月29日~8月4日) – Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190806-00137236/
この数字が、 この時期の暑さの危険性 をもろに表していると言えます。
倒れて搬送されるとまでいかなくても、身体の中で異変が起こっていることは十分にあります。
例えば、
・疲れがなかなか取れない
・十分寝てもスッキリ起きれない
・食欲がない
このようないわゆる夏バテの症状からくる体力の低下は、身体の免疫機能の低下を招く可能性があります。
免疫機能が弱まると、冷房負けしたり風邪を引きやすくなったりという体調不良をカンタンに引き起こしやすくもなります。
そして免疫機能の低下は、肌の健康度も下げることにもなるんです。
肌の状態がよくないと、脱毛の施術が受けられるかどうかの問題にもなります。
もう少し具体的に解説していきましょう。
体力低下 ⇒ 肌の調子乱れる ⇒ 脱毛NG
そもそも肌への栄養は、身体の各器官の一番最後に供給される仕組みになっています。
体力が十分ある健康な状態なら、一番最後の肌にまできちんと栄養が運ばれていきます。
ですが、免疫機能が低下すると、様々な不調から優先して守るべき器官に栄養が先に渡ることになり、肌の健康をキープするための栄養が渡りにくくなってしまいます。
そのせいで肌質が悪くなることがあるんです。
疲れていたり体力が落ちたりしている時は、こういう理由で肌の血色が悪くて青白く見えたりするんですね。
※よくある社畜のイメージ、顔の青白さの原因は寝不足、体力低下から来ているんじゃないでしょうか
また、こういう体力が低下している時、体調不良の時はいつも通りのスキンケアやシェービングでは肌荒れが起こったりもします。
同じようにいつも通りの脱毛の施術でも、体力が低下していたり、風邪の自覚はないものの低調が良くない時は肌トラブルが起こりやすくなったりもします。
毎日のように酷暑が続いてしまうと、その暑さに慣れてしまいますが、実際身体が悲鳴を上げているということも十分にありえます。
この時期は特に自分の身体の状態に自覚的になる必要があると思います。
夏でも体調を崩さずいつも通りのに脱毛を受けるための3つのポイント
ここまでの解説、言い換えれば夏バテせずに体調の管理をしっかりしておけば、真夏の脱毛でも問題なし!ということになります。
ということでここからは、脱毛のための真夏の体調管理のポイントについて解説していきます。
大まかには「睡眠」「栄養補給」「ムリしない」の3つです。
ちゃんと寝て体調キープ
少なくとも脱毛を受ける2~3日前からは十分な睡眠時間を確保しましょう。
単純に寝ないと体力は回復しないからです。
また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌の生まれ変わりに関わるもの。
寝ないとその分肌の調子が悪くなるということでもあります。
睡眠時間の確保に加えて、睡眠それ自体の質も高める工夫をしましょう。
例えばこんな風に。
・寝室の室温は寝苦しくない程度に調整、電気代はケチらない
・寝る前にシャワーを浴びて一瞬体温を上げておく、体温が下がると入眠しやすい
・寝る1~2時間前明るい光を目にしない、スマホの画面はもちろん、部屋の照明も間接照明にしてみたり
・夕食は寝る2時間以上前に済ませておく
日中眠気がきたら、20分程度昼寝や仮眠するのもいいでしょう。
ブラックコーヒーを飲んでからの仮眠は、起きてからシャキッと行動できるのでオススメです。
ちゃんと食べて体調キープ
暑くて食欲がなくなったりしがちですが、だからこそ意識して栄養価の高い食事をしましょう。
・食が進む冷たい麺類
・汗をかくようなスパイシーなもの
・野菜や果物
・良質なタンパク質、卵や牛肉、プロテインパウダーでもOK
肌の健康維持のためにはビタミンやミネラル、タンパク質が欠かせません。
かといって、その栄養素単品で摂るようなサプリメントばかりに頼らず、必要な栄養が含まれている食品をいろいろ選んで食べた方が吸収の効率はいいです。
体調と肌のためにも、できるだけいろんな食品から栄養を摂れるように心がけてみてください。
もちろん水分補給や塩分補給も忘れないようにしてくださいね。
ムリをしないで体調キープ
連日の暑さは自分が想像している以上に体力を奪っていることがあります。
「自分の想像以上」というのが本当に怖いところです。
インターネットを見ていると、自他の熱中症を体験した方は『こんなことになるとは』と声を揃えて言っています。
毎日仕事で忙しかったりすると、そのだるさが一時的な疲れから来るものなのか、実は慢性的な体調不良から来るものなのかに気づきにくくなっていたりもします。
なので自分の身体のことにはぜひ自覚的になってみてください。
そしてちょっとでも怪しいなと感じた場合はムリして仕事を続けたりせず、できるだけ早く身体を休めるようにしてください。
脱毛の施術の前に体調が怪しいなと感じた場合は、早めにキャンセルの連絡をしてしまいましょう。
『これくらい何とかなるかな』という油断が、施術後の肌トラブルにつながったりします。
また、問題なく施術が終わった直後に風邪を引いたり体調が悪くなったりした場合は、まずはサロンに連絡をして指示を仰いでください。
その上で、施術した部分のケア、「熱を持たないよう冷やす」「乾燥しないよう保湿する」を徹底的に行ってください。
夏の脱毛は万全の体調管理で乗り切る
ということで、真夏に体調を崩すと意外とヤバいことになっていたりするので、しっかり管理をした上で脱毛を受けるようにしましょう!というお話でした。
10年前の夏に比べたら各段に暑さが異常です。
ぜひこの異常さに危機感を持って夏を過ごすことをオススメします。
なお今回は特に触れませんでしたが、「日焼け」も夏の脱毛の天敵です。
日焼けって単に肌へのダメージの蓄積でしかありませんし、 明らかに日焼けをしている場合は脱毛の施術NG になります。
詳しくはこちらのブログをどうぞ。