Last Updated on 2019年7月26日 by tsushima
脱毛の施術の前後でやっちゃいけないことっていくつかあるんですが、その中の一つに「お酒」があります。
夜は毎晩飲む習慣があるとか、付き合いがあってとか、いろんなシチュエーションでお酒を飲むことがあると思うんですが、脱毛を受けている期間には注意しなければなりません。
その理由を今回はきっちり解説していこうと思います。
お酒が好きな方、ぜひ最後までお付き合いください。
脱毛とお酒の関係は実際非常に悪い
脱毛とお酒の相性が悪いのは、アルコールが人の身体に及ぼす影響のせいです。具体的には、
血管拡張作用、血行促進作用、体温の上昇
この辺り、要は「血行が良くなって身体が火照るのが脱毛ではNG」ということです。
現在脱毛として広く普及している光脱毛やレーザー脱毛は、大なり小なり肌に熱が加わる施術です。
ニードル脱毛という方式では皮ふの内側の毛根部分に強い刺激が加わります。
また、ワックス脱毛ではワックスを塗布する肌全体に刺激が加わるようになります。
なので、 いろいろある方式のどれにも共通して、肌の熱が普段よりも高かったり、血流がよくなっていると、脱毛の施術の熱や刺激が余計に加わる 可能性が高くなるワケです。
そうなってしまうと、肌の赤みやかゆみ、ヒリつき、腫れ、最悪の場合は火傷のような症状が出るリスクが…
なので、 脱毛の施術受ける前の飲酒はもちろん、施術後も少なくとも当日の夜はお酒を控えることが非常に大事 になってきます。
脱毛直後のお酒で重篤なトラブルを招くリスク
お酒の話になると、こういう風に考える方もいるかもしれません。
『少しくらいなら飲んでもいいかな?』
『飲んでも身体火照らないし赤くもならないから大丈夫でしょ』
お酒を飲んでからの体調の変化って、人それぞれバラバラですよね。
ちょっと飲んだだけで真っ赤になっちゃう人から、記憶がなくなるまで飲んでも顔色ひとつ変えない人まで、ホントにいろっいろです。
それを十分分かった上で敢えて言わせてもらうと、「脱毛の前後でお酒NG」というのはプロの見解です。
日々様々なお客様の肌を見ながら、一人ひとりに合った安全かつ効果的な施術を行っている立場の人間から、安心して脱毛を続けてもらうために必要な注意事項としてお伝えしていることです。
仮に施術後にお酒を飲んで、その身体の火照りから肌が赤くなったり腫れたりすると、アルコールが抜けて身体の熱や血行が治まるまで患部に熱が加わり続けることになってしまいます。
最悪の場合、赤い跡が残ってしまう可能性もゼロではありません。
仮にそうなってしまうと、その部分の再施術は跡がキレイに治ってからになることも十分あり得ます。
脱毛の施術は処理する毛だけではなく、その周辺の肌にも影響が及ぶ施術です。
健康で正常な肌であれば、施術後も問題なく過ごすことができます。
もちろん施術するこちら側も細心の注意を払って、問題が起こらないように施術をします。
が、普段肌に問題がない方でも、施術が問題なく終わっても、施術の後にお酒を飲んで肌に影響が出てしまうと、取り返しがつきません。
脱毛と肌の状態は密接な関係 にあります。肌の状態は一瞬でゼロだったものが100まで引き上げられることはありません。
なので、日々のスキンケアが大事になります。
また、肌は身体の内側からできてくるワケなので、肌の状態をできるだけ良好に保つためには体調の管理も大事になります。
お酒で取り返しがつかなくなることのないよう、脱毛の前後の飲酒、肌の状態には十分気を遣ってもらえたらなと。
とは言え、守るかどうかは自己責任にはなってしまうところも多々あるワケで、ぜひここで解説した施術者側の意図、起こりうるリスクを汲んだ上で判断してもらえたらと思います。
この辺りの「脱毛と肌の関係」は、別に解説しているブログがあるので、気になる方は以下を参考にしてみてください。
「脱毛前後でお酒はNG」と覚えてくださいね
ということで、安心・安全な脱毛を受けられるように、脱毛期間中のお酒の飲み方には十分注意しましょう!というお話でした。
脱毛は一回の施術でその範囲全ての毛が生えてこない状態にはなりません。
キレイになくすまでに年単位で時間がかかることもあります。※もちろん個人差があります
なので、夏の暑い夜のお酒、年末年始の宴会シーズン、年度切り替わりの歓送迎会など、一年の中でお酒のイベントが多い時期のスケジューリングには気を付けましょう。
個人的には、お酒を飲む日は脱毛を受けずにお酒を楽しんでほしいなと思います。
そして飲まない日を予め決めて、その日に安全な施術を安心して受けてもらうのがベストです。
その他、脱毛と相性の悪い or NGなあれこれについても、別のブログにまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。